ガーデニング2021:春~夏の野菜を育てた記録

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私は10年以上前からプランターで野菜を育てていますが、去年から何の野菜を育てたか?その成長の経過も含めてブログに記録しています(参考「ベランダガーデン」)。

苗を購入する時期になると、去年はいつ頃苗を買ったかな?何を育てていたかな?と確認でき、我ながら備忘録として役立っています。

夏~秋のあまりの忙しさになかなかブログを書けず、こんな時期になりましたが、今回も2021年の春~夏に育てた野菜の記録を備忘録として書いておきます。

購入した苗と使用した土のリサイクル材・肥料

まず最初に、今シーズン購入した苗をご紹介。

4月半ばにまとめて購入した苗が「プチトマト(アイコ)、ズッキーニ(緑+黄色)、ピーマン(京みどり)、ツルありモロッコいんげん豆」です。ズッキーニを育てるのは今年が初!

そして4月後半~5月末までに随時購入した苗は「パプリカ(赤+オレンジ)、おくら(白+丸+赤)、プチトマト(夏あま黄)、ミョウガ」。ミョウガを育てるのも今年が初めてです。

それに加えてパクチーは種を蒔き、青ネギはカットしたものを使って育てました。

ちなみにいつも私は「自然応用科学 まくだけで甦る 土のリサイクル材 14L」と「国産 三菱 IB肥料 3kg」を使っています。重たいので基本的にamazonで購入です。

ズッキーニ(緑+黄色)

夏野菜のズッキーニって美味しいですよね!私大好きなんです。今年はついにそのズッキーニを自ら初めて育ててみることに。4月半ばに、緑と黄色の2つの苗を購入しました。

ツイッターのフォロワーさんから「ズッキーニはうまく育つと大きくなり場所をとる可能性がある」と聞いたため、ひとまず1つのプランターに1苗植え付けることに。風が強かったせいか?茎が折れ曲がってしまい、試しに割りばしで補強しました。

数日後、割りばしで補強していた緑ズッキーニの茎が折れてしまい、その上黄ズッキーニの茎も根元からポッキリ折れているのを発見!・・仕方なく黄ズッキーニの苗は買い直しました。

5月9日、ぐんぐん大きく育っているズッキーニ。ちょうど葉っぱに白っぽい模様ができていて「まさか、うどんこ病?!」と調べてみたら、どうやら葉っぱの裏には模様ができてないから違うみたい(参考サイト:ズッキーニの模様と うどんこ病の違い 原因と対策

ズッキーニの根元?を観察すると、雌花・雄花らしきものが出来ていました。ズッキーニの赤ちゃんのような細長いのがついてるのが雌花、お花の蕾っぽい形をしているのが雄花です。この時点でもう雌花の赤ちゃんズッキーニが、それぞれ緑と黄色に色付いてて可愛い。

5月15日、前回の写真から6日間でぐんぐん育ちました。黄ズッキーニ(一番大きいの)は蕾6cm+赤ちゃんズッキーニ5cmくらい。緑ズッキーニは蕾3cm+赤ちゃんズッキーニ3cmくらい。

5月16日、蕾が6cmの大きさになっていた黄ズッキーニの花が咲きました。明け方降った雨に少し濡れていましたが、とっても大きく綺麗な黄色いお花!もったいないけど、一番花なので摘花しました。

ちなみに花ズッキーニは食べられるそう。この時点での収穫は1つだけだったので、とりあえずネット情報を参考に、花の中にキッチンペーパー詰める→ジップロックに入れる→冷蔵庫の野菜室で保管しました。

5月18日、続いて緑ズッキーニの花が咲き、(前日収穫しそびれた)黄ズッキーニと合わせて2本摘花。前回の1本と合せて合計3本の花ズッキーニを、冷蔵庫の野菜室で保管しました。

本場イタリアでは、花ズッキーニをフリットとして食べるのが有名らしいけど、我が家では天ぷらを揚げない主義なので、オリーブオイルとハーブソルトでソテーして頂きました。花ズッキーニの味は、ちょっと遠くでカボチャを感じるような?でもズッキーニのような? 花の部分はだいぶ縮んで、めっちゃハーブソルト味でした。ひとまずズッキーニの摘花はこれにておしまいです。

ちなみに今回3本続けて摘花したのはズッキーニの雌花の方で、雄花はまだ小さく咲いてません。実はズッキーニは「受粉をしないと実が大きくならない」らしく、できれば人工授粉した方が良さそう。人工授粉のためには、雄花雌花両方の花が同じタイミングで咲く必要があります(参考:ズッキーニの育て方 ~受粉編~

5月22日、ついに雄花雌花が咲き揃ったので人工授粉に初挑戦!少ししぼみかけでしたが雄花の花を開き、雌花のめしべに人工授粉してみました。成功しているといいなぁ。
これ以降、雌花・雄花が咲いているのを見つける度に、せっせと人工授粉をする毎日。お世話は楽しいのですが、意外と手がかかります。

6月1日、人工授粉に初挑戦してから10日経過。人工授粉に成功していれば、開花後1週間くらいで収穫のはず!ですが、一番最初に人工授粉した黄ズッキーニは成長しておらず。元気が無くシナシナした感じなので、諦めて切り落としました。その後人工授粉した緑ズッキーニだけは13cmくらいまで大きく育ちツヤツヤキラキラです。

地道に人工授粉を繰り返したところ、6月前半、何本かズッキーニを収穫できました。小ぶりながら、味はちゃんと美味しかったですよ。

6月後半、ズッキーニの雌花は咲くけど雄花が咲かなくて、人工授粉ができず。
7月には、長梅雨による水分過多が原因か?下の方の葉が枯れてきてしまいました(もちろんお水はあげてません)雨が当たり過ぎないように、テーブル下に移動したり、ビニール袋をかけてみたのですが、どんどん弱っていくのが分かります。
その後、梅雨も明けてようやく復活か?と思いきや、今度は虫にやられて、8月には葉がボロボロに(多分犯人は葉ダニ)。残念ながらその後すぐに枯れてしまいました。

2021年の梅雨~夏にかけては本当に雨が多く、屋根が無いルーフバルコニーで「乾かし気味がよい」とされるズッキーニを育てるのはとても難しかったです。来年の夏は屋根がある南側ベランダで育てたいと思います。

おくら(白+丸+赤)

去年オクラを育てて楽しかったので、今年も育ててみることに。5月下旬に白オクラ・丸オクラ・赤オクラの3つの苗を購入しました。

オクラの苗って意外と崩れやすく、植え付けてすぐの時は少し弱った感じに見えましたが、10日もすれば↑写真のように葉がシャキッ!となり安心しました。茎がひょろひょろで折れちゃいそうだったので、割りばし支柱しています。

6月24日、蕾らしきものが出てきました。

白オクラ、丸オクラ、赤オクラ・・の順に写真を並べてますが、赤オクラだけ茎の色が赤いんです。

7月7日、赤オクラの花が咲き始めました。黄色い花がめちゃ可愛い!
7月11日には、もう赤オクラの赤ちゃんが見えています。
その後7月16日には、ついに収穫時に! 赤オクラの花が咲いてから9日で収穫できました。

7月12日、丸オクラの花が咲き始めました。赤オクラとほとんど同じ形の花です。
7月16日には、赤ちゃんオクラが見えるようになり、7月18日には間もなく収穫時です。

白オクラは、7月下旬の時点で、赤・丸オクラと同じくらいの苗の大きさだったものの、なかなか花が咲かず。
8月2日、前日ついに蕾がついたことを確認し1番花を楽しみにしていたのに、朝起きたらすでにしぼんでました・・しかもすでに奥にオクラができている!これいつ花咲いたん?
8月4日、白オクラ初収穫。↑オクラ2本の写真は、上が丸オクラ・下が白オクラ。白オクラはやっぱり色が薄いですね。その後白オクラもたくさんの花を咲かせてくれました。

せっかく3種類のオクラを育てたので、お花を比較してみようと思います。白オクラ→赤オクラ→丸オクラの順に写真を並べてみました。同時に咲くことはなく、撮影時の時間帯や気候で色合いが変わりますが、白オクラと丸オクラの見た目はほとんど同じように見えますね。

2021年シーズンは、10月半ばくらいまで3種類のオクラを収穫できました。同じタイミングで3種類のオクラを収穫し、見た目や切り口・味を比較したかったのですが、その願いは叶わず。来年も育てたいと思います。

プチトマト(アイコ+夏あま黄)

今年はプチトマトも育ててみることに。4月半ばにアイコ、5月後半に夏あま黄の2つの苗を購入しました。

まずは、4月半ばに苗購入のプチトマト(アイコ)。
5月11日、星っぽい形の黄色い花が可愛い!既に実も少しできてます。
5月29日には実が大きく育ってきて、6月6日にはようやく色づき始めました。
6月15日、実が赤く色付いたので、ついに初収穫! ピカピカの真っ赤なプチトマトです。

そして、5月後半に苗購入のプチトマト(夏あま黄)。
6月6日、ついに黄色い花が咲き始めました。
6月17日には夏あま黄の赤ちゃん発見! 7月16日にようやく色づき始めました。
7月22日、ついにこちらも初収穫。黄色いはずなんですが・・なぜかオレンジ色でした。

2021年シーズンは、9月下旬くらいまで2種類のプチトマトを収穫できました。夏らしい元気な色合いで、もちろん美味しかったです。

ミョウガ

ずっと育ててみたいと思っていたミョウガ。
春に根っこをずっと探していたのですが見つからず。もう今シーズンは諦めていたら5月末になんと苗が売っていて、もちろん即購入しました。

ミョウガを育てる環境は日陰の方が良いそうなので、屋根のあるベランダで育てました。
6月2日、大きめの植木鉢を用意し、早速苗を植え付けました。
6月21日、少しずつ大きく育ち、6月25日には新芽らしいピョコンとしたものを発見。
8月11日、あっという間に観葉植物のような姿まで大きく育ちました。

その後わさわさ葉が茂り、毎日お水をせっせとあげていたのですが、9月8日に土の部分を観察したら何かが出ています。これがミョウガ?!
ツイッターのフォロワーさんより「土をのけてぷっくりしてたら採っても大丈夫。花が咲くと中がスカスカになるため、花が咲く前に収穫しちゃいましょう」とアドバイス頂き、ついに初収穫。当たり前ですが、ミョウガのいい香りがします。

9月27日、ミョウガを5本も収穫! 我が家では私しか食べないため、どうやって食べようか悩んでいたら、これまたツイッターのフォロワーさんより「カンタン酢につけたら美味しい」と教えてもらいました。とりあえずミョウガは野菜室に保管しておき、急いでカンタン酢を購入。数日漬け込んだら甘酸っぱくて美味しいおやつになりました。毎日少しずつ食べて幸せ。

10月に入ってからミョウガの花が咲いているのを発見。白っぽくて不思議な形です。柔らかくて食するには向いてないようなので、このまま鑑賞することに。

秋を迎え、10月下旬にはミョウガの葉がシナシナになり、11月5日には見事に枯れてしまいました。ミョウガは一旦枯れても、根っこをそのまま冬越しさせると、また春に発芽して育て続けられるそうなので、思い切って茎をカットしました。
ちなみにネットでいろいろ調べたら、冬の間ミョウガの根っこの上で春菊育てている人がいたので、試しに真似してみることに(そしたら水やり忘れませんね!)。今から春の発芽が待ち遠しいです。

パプリカ(オレンジ+赤)

実がついてから、色付いて収穫できるまでに時間がかかるパプリカ。今シーズンも育てようか?悩みつつも、去年オレンジ色のパプリカを育てたかったことを思い出し、4月下旬にオレンジと赤の2つの苗を購入しました。

4月22日、苗を植えつけ。5月9日の頃には、ぐんぐん育ち大きくなりました。
5月18日には、ピーマンの花にそっくりの、星型の白いお花が咲いてます。

6月5日、パプリカ(赤)の赤ちゃん。小さくて可愛い。
6月29日、だいぶ大きくなりましたが、スーパーで購入した赤パプリカと比較すると、やはり小ぶりサイズです。

7月18日、ようやくパプリカ(赤)が色付き始め、7月22日に初収穫しました。

7月29日、まだ完全に色付いていませんが、葉が少し弱っていたため、早めに収穫。
左がオレンジパプリカ、右が赤パプリカのはずが、同じ色に見えるのは何故でしょう?

今シーズンのパプリカは10月半ばまで収穫できました。やっぱり成長ペースはゆっくりですが、簡単に育てられるのがよいですね。

ピーマン(京みどり)

ピーマンはもう毎シーズン育てています。私的には使いたい時にその都度収穫できる便利なお野菜。4月下旬に京みどりを2苗購入しました。

4月22日、苗を植えつけ。5月9日の頃には、ぐんぐん大きく育ちました。
5月10日、白い花と小さい実ができています。まだ小さいけど、もうすっかりピーマンの姿。

5月29日、ふと気づけばすっかり大きく育っていたので、今シーズン初収穫です。

6月上旬、「今年は虫にやられなくてラッキー」と思っていましたが、それは気のせいでした。ついに今シーズンもこの気持ち悪い虫たちが葉っぱの裏にビッシリ。これまでの経験上、一番効果的なのはガムテです(ぺたぺたして取るだけ!)
その後も順調に収穫し続けることができ、今シーズンのピーマンは10月半ばまで収穫できました。ツヤツヤでなにかと便利なピーマン、来年も育てたいと思います。

ツルありモロッコいんげん豆

ツルありモロッコいんげん豆は、大きく食べごたえがあるのが好きです。去年に続き、今年も苗を購入しました。

4月半ばに苗購入、5月18日には丸っぽく白いお花が咲いてます。
5月22日には、めっちゃ小さくて可愛い赤ちゃんが2つ。早く大きくなーれ。

6月6日には結構大きく育ったので、初収穫。だいたい13cmくらいの長さでした。
今シーズンは10月半ばまでツルありモロッコいんげん豆を収穫できました。今年もやはり真夏は一旦実が大きくならない時期があったものの、涼しくなるとまた少し収穫できました。

パクチー(コリアンダー)

私は東南アジアのお料理が大好きなんです。特にパクチー(コリアンダー)!いつでも好きなだけたくさん食べたくて、毎年種から育てています。

5月頭、種を蒔く前に、発芽率を上げるための脱穀をしました。
左上が脱穀後の種、右上が脱穀後の殻、中央下が脱穀前の種。種って小さすぎて、なかなか写真のピントが合いませんね。

5月18日、苦労して脱穀した種が発芽!しかしながらこのあと雨で枯れてしまいました。
6月17日、再度種まきしてから10日で発芽!しかしながらまたもや梅雨で枯れてしまいました。

三度目の正直!7月に再度種まきをしてから、8月頭にここまで育ちました~。
今シーズンも、海南鶏飯チキンライスなどでパクチーを堪能できて満足です。

青ネギ

青ネギは年間を通して育てています。

スーパーなどで根っこがついたものを購入し、5cmくらいでカット。プランターの土に挿しておくだけで、また1か月半にはこれくらいの長さまで育ちます(4月21日→6月5日の写真)。夏は素麺を食べる時の薬味など、なにかとあると便利なお野菜です。

最後に・・・

2021年の春~夏は、9種類の夏野菜を育ててみました。暑い中での毎日の水やりは大変でしたが、たくさん収穫できて楽しかったです。

また今年は初めて「ズッキーニ」や「ミョウガ」を育てられて満足。ズッキーニは途中で枯れてしまったけど来年こそはたくさん収穫したい。ミョウガは来年が2年目なのでよりたくさん収穫できるのでは?と期待しています。