サイパンは、日本からたったの3時間で行くことができる南の島。
日本からの近い上に、海の透明度の高さは抜群とあって、私はこれまでに2回ダイビング目的の旅行で訪れています。
今回は2003年10月と2005年6月にサイパンでダイビングしたときの水中写真です。
目次
クマノミ
こちらは皆さんご存知の「クマノミ」。映画ファインティングニモでも人気のお魚です。
イソギンチャクの近くでよく見かける、小さくてとっても可愛いやつ。
私がスキューバダイビングのライセンスを取った理由は、シュノーケリングをした時に「もっと近くで観察したい!」と思ったからなんですが、クマノミはダイビングでの遭遇率が高く、何度写真を撮っても飽きません。
クマノミ(ダスキーアネモネフィッシュ)
こちらは「クマノミ(ダスキーアネモネフィッシュ)」。
ミクロネシア地方の固有種です。・・・だから和名が無いのかな?
マダラトビエイ
優雅にゆったり泳いでるように見える「マダラトビエイ」。実は泳ぐのがすごく速いんです。慌てて追いかけて撮影しました。もっと近くで見れたらいいのになぁ。
余談ですがカメも水中だと泳ぐスピードが速いんですよ!
カスミチョウチョウウオ
「カスミチョウチョウウオ」の群れ。南国風のカラフルなお魚いっぱいの写真です。
のちほどご紹介するダイビングポイント「グロット」で撮影しました。
ウミガメ
海の中で出会うと嬉しいのが「ウミガメ」。ちょっと幸せな気持ちになります。
オヤビッチャ
こちらは「オヤビッチャ」。全体的に見るとこんな感じですが、
ズームしてみると、こんな可愛いマヌケ顔。和名もなんか変で「オヤビッチャ」。
名前の由来を調べて見たところ、沖縄の方言「あやびっち」からきてるようで、綾(=木目の細かな模様を織り成したさま)が走るという意味らしいです。漢字は「存在しない」という情報が多いのですが「親美姫と書く」という情報も・・どっちが正しいのでしょう?
サイパンではあちこちで見かけました。一回聞くと忘れられない名前です。
クロオビマツカサ
「クロオビマツカサ」は、目が大きくて、体に黒帯状の線があるのが特徴。暗いところが好きなようで、洞窟や岩陰に隠れていることが多かったです。
私は、目が大きく少しウルウルしているように見えて、何となく女の子っぽい存在感たっぷりなところが好きなのですが、イントラさん曰く「いつも見られているようで怖い!」というお客さんもいるとか・・怖いかなぁ?
アカマツカサ
こちらは「アカマツカサ」です・・・多分。
というのも、実はログブックを見ると「ベニマツカサ」と教わったようなのですが、ネットでいろいろと調べているうちに、「ベニマツカサほど赤くないし、帯も目立つし、アカマツカサでは?」と(違っていたらご指摘くださいませ)
このお魚も、先ほど紹介したクロオビマツカサ同様、暗いところが好きなのか?洞窟や岩陰にいることが多かったです。
トガリエビス
「トガリエビス」は、ちょっとメデタイ雰囲気のお魚。
岩陰などで大人しくしていますが、赤いので目立つ~。ミクロネシアでは食用なんだそう。
ヨツメトラギス
こちらは「ヨツメトラギス」。
名前の由来は、頭の後ろにもう1つの目を思わせる模様があるから。でも目に似た模様があるのはオスだけらしい。
はて?私が撮った写真のヨツメトラギスは、オスorメスどっちだろう。模様がボケているので、かなーり微妙ですね。
ちなみにこの子は大人しくじーっとしていたので、とても写真が撮りやすかったです♪
クロユリハゼ
仲良く泳いでいるのが「クロユリハゼ」。
何だか不思議なヒレ?の形をしたお魚でした。黒い部分が袴に見えちゃった。
モンツキハギ(成魚)
こちらは「モンツキハギ(成魚)」です。
こんな面白い模様があるお魚ですが、幼魚のときは黄色一色なんだそう、不思議~。幼魚と成魚の合間の、色が変わる頃の姿が見てみたい。
ドクウツボ
こちらの「ドクウツボ」は、下の方が顔の部分。真上から撮影しました。
このドクウツボはすごく長くて。巻きつかれたりしたら大変!(巻きつかれた話は聞いたこと無いけど)
さんご礁に住んでいて、肉にシテガラ毒があるのであまり食用にはされないけど、琉球列島や台湾ではまれに食べられるそう。毒は大丈夫なのかな?どんな味なのかも気になります。
ミナミハタタテダイ
くちばし(くちびる?)がオレンジ色で可愛い「ミナミハタタテダイ」。目もクリクリしていて、割とラブリーな感じのお魚です。
チョウチョウウオ科は、ヒラヒラ泳いでいるので、なかなか写真を撮るタイミングが合わなくて失敗しがちですが、珍しくよい角度で撮れました。
イットウダイ
こちらの「イットウダイ」は大人しく影に隠れていたので、撮影するのが楽でした!
ちょっと調べたら「イットウダイ科」というのがあるらしい。ん?魚の名前じゃないの?
スポテッド シャープノーズ パファー
こちらは「スポテッド シャープノーズ パファー」。ちょっと分かりにくいですね。
なんだかカッコいい名前ですが、ミクロネシアの固有種のフグです。
バラフエダイ
同じサイパンでも、全く違うダイビングポイントで撮りました。
名前に「タイ」ってついてるし見た目から美味しそうだなぁと思ったんですが、シテガラ毒があり食用にはされないらしい。食べれる魚と食べれない魚の見分けって難しいですね。
アジアコショウダイ
こちらは「アジアコショウダイ(幼魚)」です。
ひらひらひらひら、落ち着きの無い泳ぎ方で、写真を撮るのに苦労しました。
幼魚のときはこんな模様ですが、大人になるともっと地味~な模様になります。
ギンガメアジの群れ
「ギンガメアジの群れ」も見かけました。
ちょっと遠くて、ぼんやりしちゃってますが、群れて泳いでいます。たくさん泳いでて魚の世界って感じ。(そして美味しそう・・・)
ガーデンイール
こちらは「ガーデンイール」。チンアナゴです。
にょろにょろ並んで白砂から顔を出していて、可愛いです。
イバラカンザシ
「イバラカンザシ」は、軽く触れると、ぴゅっと引っ込んでしまう、可愛いやつ。まるで海の中に咲くお花のようでキレイです。
グロット
こちらはサイパンのダイビングポイント「グロット」の写真です。
100段以上の階段を下ったところにある天然プールからエントリーし、外洋に出て戻ってくるという珍しいポイント(↑の写真は天然プールの中から外洋を見てます)
天然プールの中はとても暗いので、外洋へつながる横穴から、とても綺麗で幻想的なブルーの光がもれています。思わず「うわぁ~」という歓喜の声が出てしまいました。
こちらがグロットの入口で、この下に100段以上の階段があります。
グロットを潜り終えた後の帰り道、タンクを背負ったまま登る100段以上の階段は、とても辛かった・・それでももう一度潜りたいポイントです。
光のシャワー
こちらは、サイパン@グロットの光のシャワー。
夏の午後限定に見れる現象らしいです。うっとりして息をするのを忘れてしまいそうでした。
水面がキラキラ!
グロットに潜った時に、海の中から水面を見上げた1ショット。
この日はとてもいい天気で、太陽の光が海の中にまで差し込んでいて、ふと上を見上げたら、水面がキラキラしていて驚きました。本当に綺麗な水色で、ずっと見上げていたかった。
スポットライト
こちらはダイビングポイント「スポットライト」の写真。
ちょうど洞窟のような場所に、ぽっかり穴が開いていて、そこから太陽の光が差し込んでいました。まさしく「スポットライト」! ちなみに左側のピンクのフィンが私。この光の中、眩しかったなぁ・・・。
実はこのポイントまで船で行くのですが、ものすごく揺れたので、久しぶりにひどい船酔いになってしまいました。睡眠時間をしっかりとって体調も良かったんですが・・・。でも何とか潜ることができて助かった。
天使の輪
こちらは、サイパンでお世話になったイントラさんが作った「天使の輪」。
初めて水中で見ました。これどうやって作ってるんだろう?難しそうだなぁ。いつになっても初心者リゾートダイバーな私には、一生できそうにありません(笑)
探検気分な1ショット
こちらはちょっと方向性を変えて、探検気分な1ショット。後ろ姿とかフィンだけとか、ダイバーが写っている写真が結構好きです。
ファンダイブで細い岸壁の間を通過する時って1列になって進むのですが、写真をいっぱい撮りたい私は、いつも最後の方でキョロキョロしています。で、結果として、おいていかれそうになり、インストラクターさんに怒られるっと・・・あぁもっとゆっくり写真が撮りたいなぁ。
ちなみにこういう細い岸壁や洞窟を通過する時って、結構ワクワクします。「あっ!こんなところに魚が!」という発見がよくあります。
その他のお魚
サイパンでは、その他にもいろいろなお魚を見ました。
名前が分からないものも多いので、ここにまとめておきます。
ダイビングしているときの写真
自分がダイビングしているときの写真って、意外とよい記念になります。
こんなカッコいい写真や(笑)
お気に入りのクマノミ(切れてるけど)との写真も。
それにしても水中の写真って、どうしてこうもブサイクなんだろう(笑)
まとめ

<ダイビングの帰り「フレームツリー(火炎樹、南洋桜)」が綺麗だった>
2003年と2005年にサイパンでダイビングしたときの写真をまとめてみました。
サイパンへは、ダイバーの友人と遊びに行きました。2回とも3泊4日のスケジュールで、中2日スキューバダイビングを楽しみました。
日本から近いのに、すごく海が綺麗&透明度が高くて感動したので、またいつか遊びに行きたいです。