三重2023:鳥羽ランチと飼育種類数日本一の鳥羽水族館へ

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2023年GWの三重旅。鳥羽展望台 海女のテラスに立ち寄った後は、鳥羽方面に向かいました。

今回は、2023/05/04(木)鳥羽ランチで腹ごしらえしてから「鳥羽水族館」へ行った感想を書こうと思います。

鳥羽水族館とは?

三重県鳥羽市鳥羽にある「鳥羽水族館(とばすい)」は、日本で唯一ここでしか会えないジュゴンをはじめ、ラッコ・ペンギンなど、飼育種類数が約1,200種類と日本一を誇る水族館です。

3階建ての建物に、館内はテーマ毎の全12ゾーンに分かれていて、散策する順路(ルート)が無いのが特徴的。多彩なショーやお食事タイムなども人気があります。

まずは鳥羽で腹ごしらえランチ

事前に「鳥羽水族館の駐車場は大変混雑するらしい!」という情報を得ていたため、鳥羽で滞在予定の宿に駐車場をお借りしました。

宿にたどり着いたのがお昼の13時頃。お腹がぺこぺこだったので、まずは腹ごしらえランチをすることに。宿から鳥羽駅へ向かうと電車が通り過ぎていきました。

こちらが近鉄鳥羽駅。ホームに可愛らしい車両を発見!どうやら三重県を応援するポケモン「ミジュマル」のラッピング列車「ミジュマルトレイン」らしいです。

鳥羽駅からすぐの「鳥羽一番街 3階 味佐々」にてランチしました。

私は「貝焼き膳(1,520円)」をオーダー。熱々の貝がジューシーで美味しかった~!大満足。

娘は左の「味佐々丼(1,580円)」を、夫君は右の「てこね弁当(1,550円)」をオーダーして、合計4,650円。それほど待たされることもなく、腹ペコのお腹を満たしてくれました。

腹ごしらえしたところで、いざ鳥羽水族館へ向かいます。

鳥羽水族館の入口

鳥羽水族館の入口に到着しました。

実は「水族館ってだいたい午前中~行く人が多いから、午後は空いてるんじゃない?」と思っていたのですが、ランチを食べながら公式HPを確認すると「只今、入場制限をしています。待ち時間は約20分です。」の表示あり。混雑は避けたいけど、せっかく来たので諦めるわけにもいかず。

※このブログ記事を執筆している2023年8月現在、入場制限の告知は鳥羽水族館のXアカウント(旧Twitterアカウント)で確認できるそう。最新の確認方法は公式HPをご確認くださいね。

入場券売場に向かう列に並んだ結果、約15分くらいでようやくチケットを購入できました。いざ館内へレッツゴー!

こちらが鳥羽水族館の館内マップ。鳥羽水族館は「順路のない水族館」なので、好きなルートで周ることができます。

このあとは、鳥羽水族館で撮影した写真を散策した順にご紹介します~。

コーラルリーフダイビング(D)

「コーラリリーフダイビング」は、サンゴ礁の海を再現した巨大な水槽ゾーン。元ダイバーの血が騒ぎます(笑)


ツノダシ、ハタタテダイ、フエヤッコダイ、ゴシキエビ、アオウミガメなど、サンゴ礁に住む生き物がたくさん。カラフルな熱帯魚が泳ぐ色鮮やかなサンゴ礁の海が再現されていました。

ダイビングはもうブランク空き過ぎてて無理やけど、シュノーケリングしたくなりますね。

ザリガニコーナー

意外と興味深かったのが「ザリガニコーナー」。

懐かしいイメージのアメリカザリガニは、写真のようなポーズをとっておらず残念でしたが、オーストラリアに生息する青いザリガニ・マロンがすごい色で凝視してしまいました。しかも茹でたら赤くなる?!

古代の海(C)

「古代の海(C)」は、生きている化石たちの暮らす世界へタイムスリップできるゾーン。

アフリカに生息する「ポリプテルス」の仲間の化石は、南米の白亜紀(約1億4千万年前)の地層からも発見されているそう。

そして北米の「アリゲーターガー」は数千万年の間、姿形をあまり変えることなく生き延びてきたとか!娘の顔と比較すると、その大きさがよく分かりますね。

足元に本物の化石が展示されているコーナーもありました。神秘的。

こちらは「チョウザメのなかま」。サメと名付けられてはいますが、原始的な硬骨魚で、卵はなんとあの「キャビア」になるそう!ほほ~っ。

サメの仲間「シロワニ」「ドチザメ」です。シロワニは、尖った歯で獲物を捕まえて丸のみして食べるため、あまり大きな獲物は襲わない・・・ようですが、やっぱり顔が怖いですよね。

オウムガイと共通の祖先を持つ軟体動物の仲間「アンモナイト」の化石。3億5,000万年もの間、海に生息していたそう。

そしてパラオ諸島に生息する「パラオウムガイ」、とても神秘的な雰囲気で、食い入るように見つめてしまいました。

海獣の王国(B2)

館内1F~3Fにある「海獣の王国」、私は2F部分から観察しました。

こちらは世界初の水上透明チューブ!ここから海獣たちの生活を間近に観ることができます。

目の前でカリフォルニアアシカにエサをあげている様子を見ることができました。チューブの中から撮影したため、画質はいまいちです。

伊勢志摩の海 日本の海(E)

「伊勢志摩の海 日本の海」ゾーンでは、暖かい黒潮の流れる熊野灘と、日本最大の内湾・伊勢湾に暮らす日本の生きものを中心に展示しています。

アオリイカやマアジは美味しそう。ブリの群れは迫力があります。

クエ、アカハタ(多分)、タカアシガニ、ウツボと伊勢エビ、最後の写真は伊勢エビがいっぱーい!

シマゾイ、ウツボとクエ(多分)。ハリセンボンは針が立っていないと分かり難いですね。

こちらは伊勢湾・瀬戸内海に多く生息するスメナリ。成長しても1.8mほどにしかならないそう。奥のスメナリプールでは上から観察することもできました。

ジャングルワールド(F)

「ジャングルワールド」では、熱帯雨林気候のジャングルと、そこに住む生き物たちの暮らしを再現しています。

まずは人気のカピバラ、いつ見ても可愛いですね。同じエリアの頭上には、鮮やかなオレンジ色のショウジョウトキがいました。

大きくてでっぷりとしたアフリカマナティー、そしてアマゾンを再現したエリアには実際にアマゾンに住む魚たちがいました。

極地の海(I)

「極地の海」は、厳しい極寒の世界に生きる動物たちのライフスタイルを観察できるゾーンです。

ラッコさんのお食事タイムが大混雑でたどり着けず。
世界一深い湖のバイカル湖にだけ住んでいる唯一の淡水アザラシ・バイカルアザラシを観察しました。

バイカルアザラシは、ほんとにぐぅたら過ごしている姿が可愛くて。動画も撮影してしまいました。何を考えているのだろう?

そしてイロワケイルカは、南米大陸の最南端マゼラン海峡とその周辺に住む小型のイルカ。黒と白の模様から「パンダイルカ」の愛称もあるそう!仲良く並んで泳ぐ姿が印象的でした。

特別展示室

「特別展示室」のコーナーでは、水中をふわふわと漂い癒されるクラゲと、葉っぱにそっくりのウィーディ・シードラゴン、そしてにょろにょろのチンアナゴとニシキアナゴもいました。

人魚の海(H)

「人魚の海」では、人魚伝説のモデルとなったジュゴンを、日本で唯一ここでだけ展示しています。

水の透明度が悪かったため綺麗な写真は撮れませんでしたが、もぐもぐお食事したり、ゆったりと泳ぐ姿に癒されました。

近くにはウミガメも展示していましたよ。

へんな生きもの研究所(K)

「へんな生きもの研究所」は、その名のとおり、不思議な形・生態を持つ生きものを集めた研究所風のゾーン。

ここにダイオウグソクムシが展示してあったのですが、実は娘が大の苦手・・。早々に退散させられたため、ゆっくり観察できませんでした。残念。

水の回廊(L)

「水の回廊」は、雄大な地球の歴史の中で独自の進化を遂げた水辺の生きものたちに注目したゾーンです。

繁殖期に体色がうすいピンク色になるモモイロペリカン、どこでみても薄ピンクに見えるのは気のせいでしょうか。そして娘、ダイオウグソクムシのオブジェ(偽物)は平気なようで、大笑いしてました・・・。

ミナミアフリカオットセイの「あおば」は、2021年生まれ。餌をもらうために一生懸命な姿が可愛い。

セイウチふれあいタイムは大賑わい。遠くから眺めても、セイウチの大きさは伝わりました。

そしてコツメカワウソの愛くるしい姿に胸キュンです。鳥羽水族館では繁殖目的もかねて雄雌のペアで飼育しているそうなので、一緒に昼寝しているのはカップルかも?

ペンギンもいたのですが「ぺんぎんはつつきます、手を出さないでください」という看板があり、ドキドキ。遠くから観察しました。

ずーっと泳ぎ続けるゴマフアザラシ。夫君が「娘と見つめ合ってる写真」を撮影していました、ナイスショット! それにしてもアザラシって「海の犬」と呼ばれているだけあって、顔が犬っぽいなぁとじーっと眺めてしまいました。

奇跡の森(G)

「奇跡の森」では、両生・昆虫類をはじめとした水辺で暮らす生きものや、珍しい生きものを展示しています。

スナドリネコは、すやすやお昼寝中。2023年3月25日に生まれたばかりの赤ちゃんは、映像で展示しています。

こちらの「ベルツノガエル」は、アルビノ(白化個体)なんだそう。グリーンイグアナはどこで観てもじーっとしてますね。

館内からの景色

こちらは鳥羽水族館館内の休憩コーナーで撮影しました。船が行き交うのんびりした雰囲気の海の景色も素敵。

エントランスホール・直営店メインショップ

鳥羽水族館を自由に散策して、最後に立ち寄ったのがエントランスホール。上には大きなクジラのオブジェが吊り下げられていました。

ここは水族館出入り口に繋がっていて「コーラルリーフダイビング」の水槽も眺められる場所。私が入場した際はじっくり見れなかった(多分通らなかった?)ので、直営店メインショップでお土産を購入した後に立ち寄って、しばし休憩しました。

鳥羽ランチ+鳥羽水族館でかかった費用は?

今回、鳥羽ランチ+鳥羽水族館でかかった費用は、合計13,605円でした(交通費は除く)。
・鳥羽ランチ:4,650円(鳥羽一番街 3階 味佐々)
・鳥羽水族館 入館料:7,200円(大人2,800円×2人、小学生1,600円)
・鳥羽水族館 お土産代:1,755円

水族館や動物園に行くと、ついつい本を買ってしまいます。写真もたくさん撮っているのに、ぼーっと眺めるのが楽しいんですよね~。

鳥羽水族館オリジナルマークの黄色い缶の中身は「金平糖」でした。ジュゴンのデザインが可愛いので、食べ終わった後も何かと便利に使えそう!

最後に・・・

鳥羽水族館の滞在時間は約3時間。なんとか営業終了時間までに、館内の9割は見ることができました。

飼育種類数が日本一を誇るだけあって、生きものの種類が豊富。かなり見ごたえがありました。ただしGWで大混雑していたため、アシカショーは満席・ラッコのお食事タイムはたどり着けず・へんな生きもの研究所は娘拒否で観察できず、この3つだけが少し心残りです。

もし次回いつかまた鳥羽水族館に訪れるのなら、人が空いている・空いてる時期がよいかな。(時間に追われることなく)のんびり生きものの観察や撮影をしたいなぁと思います。