10万本のコスモスが満開!イングランドの丘

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兵庫県・淡路島にある淡路ファームパーク イングランドの丘は、季節の花々・動物とのふれあい・島グルメ・収穫体験など、丸1日たっぷりと遊べる農業公園です。

これまで私は何度も淡路島を訪れているものの、まだイングランドの丘には行ったことがなく。また毎年訪れていた武庫川髭の渡しコスモス園がコロナの影響で中止。そんなわけで今年はイングランドの丘でコスモス畑を観ようと、11月初め家族で行ってきました。

淡路ファームパーク イングランドの丘とは?

兵庫県の淡路島・南淡路市にある「淡路ファームパーク イングランドの丘」は、淡路島のちょうど真ん中あたりに位置する農業公園。イギリスののどかな田園風景をイメージしたテーマパークです。

自然たっぷりの広大な敷地の中で、四季折々の花々や動物とのふれあい、そして淡路島ならではのグルメ、収穫体験などが楽しめます。

出発~イングランドの丘に到着まで

今回はコロナ対策で混雑時を避けたかったため、入場時間の9時半頃に到着できるように、朝8時過ぎに出発しました。

本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋を通るときは、いつもテンションが上がります! 朝の青空が綺麗~。

淡路島の洲本ICから車で約10分、イングランドの丘のシンボル「コアラ」の看板がお出迎え。予定どおり9時半頃に到着しました。朝早いので駐車場もまだガラガラ、駐車料金は無料です。

駐車場からイングランドの丘入口に向かう途中、このピンク色の旗が目に入りました。ローカル感が可愛い。

ちょうど入場時間間際だったため入口では並んでましたが、検温チェックやアルコール消毒が設置されていて安心。入ってすぐガイドマップをもらいました。ちなみに入園料は大人1,000円・子供200円のところ、夫の会社の福利厚生で無料でした、ラッキー! 

こちらがイングランドの丘の案内図。園内は左側「イングランドエリア」と右側「グリーンヒルエリア」の2つに分かれています。

グリーンヒルエリア~イングランドエリア間は無料シャトルバスが便利

グリーンヒルエリア~イングランドエリア間は約700m。徒歩15分くらいの距離ですが、無料のシャトルバスが5分~10分間隔で運行しています。

いろいろな種類の無料シャトルバスがあるようです。園内ではたくさん歩くので、楽に移動できる無料シャトルバスが便利ですよ。

お花畑やサイクルボートを満喫「イングランドエリア」

「イングランドエリア」では、季節ごとのお花畑の鑑賞や、いろいろな乗り物やアクティビティで思う存分遊んだり、ひつじ達とふれ合うことができます。

イングランドエリア入園口には、コスモスの花がたくさん浮かんだ噴水がありました。可愛い。

娘が怖がっていたガイコツのドライブ(左の写真)や、記念撮影を楽しめるオブジェ(右の写真)など、面白いフォトスポットもあり。ちょうどハロウィン直後だったため、カボチャのオブジェが可愛かった。

10万本のコスモスが満開のお花畑

今回イングランドの丘を訪れた一番の目的が、イングランドエリアにあるコスモスのお花畑です。

広大な敷地にコスモスのピンク色が一面に広がり、10万本ものコスモスが満開でした。

コスモスのハートのオブジェが、めっちゃ可愛かった。娘のキュートな写真を撮りましたが、カップルでの撮影も楽しめそう。

オーソドックスなピンク色以外に、濃いピンクや白いコスモスまで。満開のコスモスがたくさん見れて、今年の秋も大満足。

コスモス畑の片隅に、キバナコスモスのコーナーもありました。オレンジ色が眩しいですね。

イングランドの丘では、4月頃~ネモフィラ、8月頃~ひまわり、11月頃~コスモスのお花畑が見られるそう。ネモフィラとひまわりの時期にも訪れてみたいなぁ。

家族でサイクルボートに乗った

イングランドエリアでは、サイクルボート(スワンボート)や、遊びの広場のエアージャンパー・トランポリン・ゴーカート、そしてアスレチック広場など、いろいろな種類の乗り物やアクティビティを楽しむことができます。

今回は家族3人で、昔ながらのサイクルボート(スワンボート)に初挑戦することに。

サイクルボートは15分で900円、3人まで乗れます。

サイクルボートコーナーには、コアラのボートも並んでました。残念ながら私たちが乗ったのは、普通のスワンボートです。

10分に設定されたストップウォッチを渡されて、音が鳴ったら戻ってきてくださいとのこと。

私と夫君がペダルをひたすら漕ぎ、真ん中に座った娘がハンドルを担当しました。ボートからの景色をのんびり眺めつつ、娘の微妙なハンドルさばきで木に衝突しそうになったり、たったの15分間でしたが意外と長く楽しめました。

こちらは遊びの広場にある「エアージャンパー」。娘がやってみたいかも?と言ったのですが、誰も挑戦している人がおらず。コアラの人形があまりにも高い場所に吊るされているのが怖かったので諦めました。実際にコアラで試運転しているところが見たかったなぁ。

トランポリンは3分300円。昔自宅にトランポリンがあったほどトランポリン好きの娘、めっちゃ飛び跳ねてました。本当は「アクアロール」というアスレチックに挑戦したかったようですが見当たらず。中止してたのかなぁ?

アスレチック広場もあります。小さいお子さんには特におすすめ。

詳しい案内が見つかりませんでしたが、パンフレットによると乗馬体験もできるそう。綺麗なお馬さんのお食事タイムを鑑賞。

ひつじ達とふれあえなかった!ひつじのくに

本来は、ひつじ達とふれあったり、100円で餌やり体験もできるはずの、ひつじのくに。

私が訪れたときは、残念ながらコロナ対策のため、動物のふれあいは中止でした。

餌やり体験は、ひつじのくにの柵にある穴からできるのでしょうか? 次回はぜひやってみたいなぁ。ちなみに、ひつじさん一匹ずつ名札がついています。写真と名前のラインナップも展示されていたので、見比べても面白いかも。

バラ園周辺~やさい畑散策

コスモス畑に向かう途中に、バラ園・やさい畑がありました。

秋バラだからか?バラの数がちょっと寂しい感じ。春の方がたくさん咲いているのかな?

バラ園近くからの景色。左の写真では、左奥にコスモス畑・右奥にサイクルボート乗り場があります。

やさい畑では、収穫体験もできるそう(有料)。今回はあまり時間がなかったので、見送りました。

ソフトクリームとソーセージで小腹を満たす

朝早くに出発したので、ランチ前に小腹が減ってきました。

石窯ピッツア工房の自家工房バニラのソフトクリームと、ファーマーズおいしい工房の屋台で自家製ソーセージを買って、ちょっと休憩。小腹を満たすことにしました。

ソフトクリームは意外と大きく、冷たくて美味しかった。自家製ソーセージはとってもジューシー。ほかにも何か食べようかな?と思いつつ、このあとのランチもあるので我慢我慢。

動物や植物の見どころいっぱい「グリーンヒルエリア」

「グリーンヒルエリア」には、動物や植物の見どころがいっぱいあります。

グリーンヒルエリアに入って目の前にあったのが、輝のブロンズ像(右の写真)と、コアラに見立てたお花(左の写真)。どちらも人気のフォトスポットでした。

いろいろな動物に出会える、まるで小さな動物園

グリーンヒルエリアでは、いろいろな種類の動物に出会えます。まるで小さな動物園みたい!

イングランドのシンボルにもなっているコアラさんは、国内では珍しい大型の南方系コアラなんだそう。ちょうどお食事タイムでした。

バードケージには、さまざまな種類の鳥と、可愛らしい仕草のコモンリスザル。

ワラビー広場には、お隣さんをのぞき見中の小柄なワラビー達や、落ち着きのないエミュー、そして日向ぼっこ中のモモイロペリカンもいました。

いろトリドリ舎には、カラフルなオウム・インコの仲間や猛禽類がいます。写真のコガネメキシコインコ、2羽くっついて並んでる仲良しさん。

うさぎのくに(屋外)では、可愛らしいうさぎさんだけでなく、かなりリラックスしたプレーリードックの姿も。

ラビットワーレン(屋内)は、国内で珍しいうさぎたちやモルモットに出会える場所。ワーレン=英語で「うさぎの巣穴」のことなんだそう。ちなみに本来はここでうさぎやモルモットとふれあえますが、イングランドエリアのひつじのくに同様、残念ながらコロナ対策のため中止していました。

植物館やロックガーデンで植物を鑑賞

グリーンヒルエリアには、いろいろな植物を鑑賞できる植物館(大温室)とロックガーデンがあります。

こちらの植物館について、パンフレットには詳しく記載がありませんが、公式HPによると主に南米の熱帯植物などの「高温室」、中国区・オーストラリア区を集めた「中温室」、そして冷涼地の植物を取り扱う「低温室」3エリアで構成されているそう・・・。私が実際に訪れた時は、今どの温室にいるのか?分からなかったのだけど、どこかに展示されていたのかな。

植物館には、見たことが無いお花がたくさん! 左上写真ピンクの細長いお花は「ハナアナナス(南北アメリカ原産)」、一番下の写真赤くてクルクルした変わった形のお花は「シマサンゴアナナス」、そのほかの名称は不明です。

こんな可愛らしいコーナーも。後ろに小さいコアラが隠れてる!

なぜか「アオジタトカゲ」「ケヅメリクガメ」も展示されていました。

左の写真が「バンクシア インテグリフォリア(オーストラリア北部)」、右の写真がオーストラリア固有の植物「ハケア スベレア」です。オーストラリアには、こんな変わった形の木があるんですね!

植物館から、グリーンヒルエリアを見下ろした景色。黄色いお花が鮮やか!

植物館隣にあるロックガーデンでは、日本区・アジア区・アフリカ区・オセアニア区・南米区など、世界各地の植物を展示しています。私はこの岩山を登る体力が残っていなかったため、今回は通り沿いにある植物だけを鑑賞しました。一番下の写真ピンク色の細長いお花「コルチクム ライラックワンダー」が可愛らしい。

コアラ島バーガーでランチタイム

今日のランチタイムは、バーガーショップ「コアラ島バーガー」にしました。左下写真は娘がオーダーした「キッズミニハンバーガー(850円)」でヨーグルト・ジュース・ポテト付き。右下写真は私がオーダーした「島オニオンステーキバーガーのドリンクバーセット(1,350円)」です。島オニオンステーキバーガーは、厚切り玉葱と自家製のバーニャカウダソースが濃厚でした。

最後に・・・

今回、予定どおりイングランドの丘の入場時間に到着し、特に前半訪れたイングランドエリアでは人が少ない中で快適に、満開のコスモス畑を鑑賞できて良かったです。

イングランドの丘の滞在時間はだいたい3時間半ほど。広大な園内を8,000歩以上歩きました。帰りに、イングランドの丘出口付近にあったお土産屋さんと、淡路ハイウェイオアシスに立ち寄って、夕方帰宅しました。

また次の機会はネモフィラやひまわりのシーズンに、動物とふれあえるようになってから遊びに行きたいです。