良性の脂肪腫の手術を受けたお話

※本サイトでは広告が含まれる場合があります。

今年の2月。私はお尻に出来た良性の脂肪腫の手術を受けました。

当時、皮膚科での手術の流れや傷口の経過などをネットで調べたものの、実際に経験した人の情報があまり見つかりませんでした。

今回、私が受けた手術の体験談をブログに書いておきます。誰かのお役に立てたら嬉しいな。

それはいつからあったのか・・・?


それはいつからあったのか・・・? 実はもう思い出せないのだけれども。少なくとも数年前から、私のお尻の右側(画像赤○部分)に、とある出来物がありました。

それは触るとポヨンポヨンで、全く痛みはなく、大きくなったり小さくなったり。子育てで慌ただしい毎日だと忘れてしまいがちな存在でしたが、全く放っておいたわけではありません。

2019年5月にペインクリニック、そして2019年6月に形成外科を受診。どちらでも「良性の脂肪腫だと思うので急いで手術する必要はない」と診断されていました。その頃は体調も少し良くなかったため、一旦保留にすることに。

まとめて2つ診てもらおうと、皮膚科を受診


2020年2月のある日、元々あった足の裏の出来物をウオノメだと思って市販薬で治療したところ、悪化。

それをきっかけに「この際、足の裏とお尻の出来物をまとめて皮膚科に診てもらおう!」という気になりました。(この時点では、お尻の出来物は良性ですぐ手術する必要はないと思っていました)

実は子供時代はアトピーが酷く、社会人になってからも定期的に皮膚科に通院していた私。大人になり結婚してからはすっかり症状が落ち着いていたため、皮膚科通いもご無沙汰。どこの皮膚科が良いか?分からず調べてみたところ、なんと関西では名医と言われているお医者さまの皮膚科が近くにあり、そこへは夫や友達なども通院していることが分かりました。

ということで、早速皮膚科を受診してみたところ、以下の診断でした。
・足の裏の出来物はウオノメではなくウイルス性イボ。冷凍凝固療法(液体窒素で焼く)で、完治するまで10ヶ月くらいの長期戦となる。
・お尻の出来物はおそらく良性の脂肪腫だが、良性か?悪性か?は手術後にしか確定できないので、さっさと手術して取った方がよい。

名医と呼ばれるお医者さまに「さっさと手術して取った方がよい」と説得され、早々にお尻の出来物を手術することになりました。

手術の流れと、術後の傷口の経過


私が通院している皮膚科では、形成外科のお医者様が来る日に、皮膚科の主治医立ち会いのもと、手術が行われます。

お尻の出来物を手術した時の流れと、術後の傷口の経過は、以下のとおりでした(あくまで私が通院していた皮膚科での話なので、参考までに・・)

手術予定は夜21時~、事前に処方されている抗生剤服用+シャワーを済ませてから病院へ。形成外科・皮膚科のお医者さま2人に囲まれて手術が行われました。ベッドにうつぶせに寝た状態で消毒・注射の麻酔をチクリ、手術そのものは20分くらいで終了、手術の費用は「7,300円」でした。帰宅後少し痛んだため、事前に処方されていた鎮痛剤ロキソニン1錠を服用しました。

手術翌日、消毒と防水テープ貼り替えました。傷口を密封できる防水テープが貼ってあるため、シャワーやウォシュレットは使えます。傷口を押すと痛みはありますが、鎮痛剤ロキソニンを服用するほどではありません。

手術8日後、抜糸はチクチク痛痒くて引っ張られてる感覚。傷口にキズパワーパッドを貼りました。当日はシャワーのみ、翌日自分でキズパワーパッドをはがしたら湯船に入ってもOK(キズパワーパッドをはがすのに苦労しましたが、傷口は全然しみませんでした)。傷口を押すと痛みは少しありますが、椅子に座ったり歩いたりは平気でした。

手術13日後、傷口をチェックしてもらったところ「ほとんど治ってきている」と。病理の結果は「良性の脂肪腫」でした。よかったよかった。

まとめ

お尻にできた良性の脂肪腫の手術を受けた体験談を書いてみました。

手術はあっという間に終わり、鎮痛剤ロキソニンを服用するような痛みは当日だけでした。寒い冬に手術したので1週間湯船に入れなかったことが辛かったです。

また手術4か月後の現在、傷口を触ると少しポコッとした傷跡があるくらいで、もうポヨンポヨンしたものはありません。すっきり!!!

現在は足の裏に出来たウイルス性イボを液体窒素で焼く治療のため、定期的に皮膚科に通院しています。(また治り次第、こちらの記事も書こうと思います)