荒牧バラ公園は、兵庫県伊丹市荒牧にある公立都市公園です。
バラの花には全く詳しくない私ですが、秋バラの見ごろ10月半ばに遊びに行ってみました。
目次
荒牧バラ公園とは?
荒牧バラ公園の広さは1.7ヘクタール。南欧風のおしゃれな園内に、世界のバラ約250種1万本を栽培しています。
バラの見ごろは、5月中旬~6月中旬の春バラと、10月中旬~11月中旬の秋バラの年に2回。荒牧バラ公園での開花情報は、みどりのプラザのページで確認できます。
駐車場~荒牧バラ公園到着まで
荒牧バラ公園の駐車場は、ちょっと分かりにくい場所にあります。
こちらが駐車場のご案内マップ。
突き当りの「荒牧バラ公園駐車場」を右折。右側のフェンス側が駐車場です。
駐車場では係員の方が車を誘導してくれます。駐車場代は普通車500円、帰りに駐車場を出る時に支払います。駐車場にある「歩行者専用出口」に向かうと、
「荒牧バラ公園入口」への看板を発見。
看板に沿って、この道をまっすぐ行った右側に、
荒牧バラ公園入口がありました。。ちなみに入場は無料です。
荒牧バラ公園の園内マップはこちら。
いろいろな種類のバラがたくさん!
荒牧バラ公園では、世界のバラ約250種1万本を栽培している!とあって、いろいろな種類のバラがたくさん咲いていました。園内ではバラの花名も合わせて案内されていたので、バラの種類に全く詳しくない私でも、バラの花名と合わせてバラ鑑賞を楽しめました。
ブラスバンド
まずはブラスバンド。こちらのバラは季節によって花の色が変わり、春の一番花だと赤みかかったオレンジ、二番花以降~はアプリコットオレンジなんだそう。写真は秋バラなのでアプリコットオレンジですね。
ラブ・ポーション
赤紫色のラブ・ポーション。先ほど知ったのですが、芳香種でラズベリーのような香りがするそう!気付かなかった~。
藤娘
藤娘(ふじむすめ)は、深みのある藤紫色のバラ。この落ち着きのある、しっとりした色合いに心惹かれますね。
ジョージ・バーンズ
ジョージ・バーンズは、花色の搾り模様にインパクトがあるバラ。こちらの写真は白地に赤の搾りですが、黄色地に赤やピンク・クリーム色の絞りのジョージ・バーンズもあるそう。いろいろと見比べてみたいなぁ。
オリンピック・ファイヤー
オリンピック・ファイヤー!というその名のとおり、オリンピックの聖火のように真っ赤な赤いバラです。
ジュビレ・ドゥ・プリンス・ドゥ・モナコ
ジュビレ・ドゥ・プリンス・ドゥ・モナコは、前モナコ公国元首レーニエ3世の在位50周年(ゴールデン ジュビリー)を記念して捧げられたバラだとか。荒牧バラ公園では、赤と白・ピンクと白の2種類が咲いてました。花がとっても大きかったので、サイズ感が分かるように手のひらを並べて撮影。
クイーン エリザベス
クイーン エリザベスは、コーラルがかった明るいピンク色が魅力的。エリザベス女王の戴冠にちなんで命名されたそうで、優雅かつ堂々とした気品も感じられました。
ラブ
ラブは、花の表が赤・裏が白と、赤白のコントラストが特徴的です。赤と白の色合いが情熱的な名前に合ってますね!
マーガレット・メリル
マーガレット・メリルは、アイボリーがかった上品な雰囲気の白いバラ。香りの強い品種らしいけど、気づかず残念。
スプリング・パル
スプリング・パルは、濃いピンクのつぼみが開くと、淡いピンク色に変化する不思議なバラ。美しく可憐なイメージですね。
アンバー クイーン
アンバークイーンは、明るいオレンジ色のバラ。銅色を帯びた葉の色も個性的で、花の色とうまく調和しています。
リリー マルリーン
リリー マルリーンは、シックな印象の赤色のバラ。抱え咲きのクラシックな花形と、房咲の多花が魅力的です。
フリージア
フリージアは、鮮やかな黄色のバラ。英国では最も優れた黄色のフロリバンダ3種の1つとされる品種なんだそう。満開になっても褪色せず、花もちも良いそう。
スブニール ドゥ アンネ フランク(アンネの思い出)
第二次世界大戦時、運命に翻弄されながらも平和を願う日記を綴り、強く生きたアンネフランクを偲ぶメモリアルローズ。日本では「アンネのバラ」「アンネの思い出」とも呼ばれています。花色は赤・オレンジ・黄色と様々に変わり、季節によっても変化するそう。美しく可憐な少女のイメージですね。
ローズ オオサカ(マイレイコ)
ローズ オオサカは、深みある燃えるような赤が魅力的なバラ。世界バラ会議大阪大会2006のシンボルローズで、荒牧バラ公園では花名「マイ レイコ」とされていましたが、こちらは旧名のようです。
エレガント・レディ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウエールズ)
エレガント・レディ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウエールズ)は、クリーム地にピンク色の気品あふれる美しいバラ。現在は「エレガント・レディ」という名前ですが、早世したダイアナ元英国皇太子妃に捧げられたため、今でも「ダイアナ」の名前で親しまれているそう。
ホワイトクリスマス
ホワイトクリスマスは、昔から世界中で愛されている白バラの傑作品種なんだそう。清らかな印象が魅力的ですね。
ジェミニ
ジェミニは、白地に珊瑚色が可愛らしいバラ。「ジェミニ=双子座」の意味らしい、名づけの由来が気になりますね。
キャリオカ
キャリオカは、荒牧バラ公園がある伊丹市生まれの世界的なバラ育種家:寺西菊雄氏によって作出されたバラなんだそう。薄いピンク色が可愛い~。
ビューティフルふくやま
ビューティフルふくやまは、明るい朱色のバラ。バラのまち福山市の花・広島バラ園作出のオリジナル品種です。ちなみに「ふくやま」の名がつくバラは他にもあるそう!花の名前に地名が入ると、分かりやすくて面白いですね。
かがやき
かがやきの名のとおり、花全体が輝いているような色合いの赤いバラ。花びらの形が剣弁平咲きで、満開時は花弁が反転しているのが目を引きます。
そのほかのバラたち(名称不明)
花の中心側がクリーム色・外側がピンク色の不思議な色合いのバラ。
花名案内には「ピエール・ドゥ・ロンサール」とあったのですが、ネットで調べてみると「花の中心側がピンク色・外側がクリーム色」のバラが多数ヒット。もしかすると違う名前かも?
シンプルな赤がクラシックな印象のバラ。
花名案内には「モン・シェリー」とあったのですが、ネットで調べてみると「ブルーベースのピンク色」のバラが多数ヒット。もしかすると違う名前かも?
濃いピンク色が眩しいキュートなバラ。
花名案内には「ロイヤルローズ」とあったのですが、ネットで調べてみるとロイヤルローズとは皇室や王室にちなんだ名を持つバラのことのよう。このピンク色のバラにも、皇室や王室由来の名前があるのかも?
公園内の景色・モニュメント・ホールなど
荒牧バラ公園内の景色も、なかなか素敵でした。
あちこちにいろいろなバラがたくさん植えられているので、バラの見ごろシーズンは見応えたっぷり!
真ん中には大きな芝生コーナーがあり、バラに囲まれてピクニックも。
高いところから公園内を見渡すと、これまた素敵な風景が広がっています。
このような花園のようなコーナーもあり、奥のベンチに座ってバラ鑑賞も。
3本柱からなる「伊丹市平和モニュメント」や「地下ホール」もありました。
最後に・・・
今回は、綺麗な秋バラをたくさん見ることができ、とっても癒されました。バラに囲まれた記念写真もばっちり。
滞在時間は、荒牧バラ公園内をぐるっと回っても、だいたい1時間ほどでした。入場無料でこれだけたくさんのバラを鑑賞できるのなら、大満足ですね!
次は春バラの見ごろシーズンに、お弁当を持って遊びに行ってみたいと思います。
※2020/12/22(火)追記
こちらのブログ記事が「ナースときどき女子:屋外でのびのびと過ごしたいナースにおすすめ!低予算でも楽しめる公園特集」で紹介されました。魅力的な公園がたくさん紹介されている記事なので、ぜひ読んでみてくださいね!