たくさんの動物とふれ合える!六甲山牧場

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神戸市立 六甲山牧場は、神戸市市街地の後ろにそびえる六甲山の高原牧場です。

これまで六甲山には何度か訪れたことがあるものの、六甲山牧場は行ったことがなかったので、9月の4連休に家族で遊びに行きました。

六甲山牧場とは?

神戸市灘区にある神戸市立 六甲山牧場は、神戸市街地の後ろにそびえる六甲山の高原牧場です。キャッチフレーズ「人と動物と自然とのふれあいの場」のとおり、羊・ヤギ・馬・牛などいろいろな動物と間近にふれ合うことができます。

出発~六甲山牧場に到着まで

今回はコロナ対策で混雑時を避けたかったため、入場時間の朝9時過ぎには到着できるよう出発。これまで六甲山へは何度か行っているため、その山道の険しさは分かっていました。


実は私と娘は車酔いしやすい体質です。出発前に酔い止めを服用し、山道が険しくなってきたタイミングで飴ちゃんを口に入れ、車酔い対策をしました。


道中の一軒茶屋。起伏の激しい山道なのに、ここまで自転車で登れるなんて、すごい!


まだまだ険しい山道は続きます。


ようやく六甲山牧場の標識が見えてきて、あと少しで到着。(酔い止め効果ありでした!)

北駐車場に車を停めて、北入場口へ

六甲山牧場には、南・西・北の3つの駐車場がありますが、今回は北駐車場を利用しました。


駐車料金は500円。帰りに駐車場を出るときに支払います。

ちなみに今回は9時過ぎに到着。駐車場に止まっているのは20台ほどでした。


北駐車場~北入場口へのルートは、このような看板が出ているので分かりやすい。


事前にトイレを済ませておきましょう。


この橋を渡った先が、ようやく北入場口です。


正面の建物が、北入場口。この坂道の階段、お年寄りが降りるのがちょっと大変そうでした。


入口には六甲山牧場の案内図もあります。


坂道の階段を降りて、ようやく北入場口へ。右側の列に並んで入場料を払います。


我が家は、娘が小学校から配布された「のびのびパスポート」を持っていたため無料(本来は子ども200円)。大人の入場料は500円×2人=1,000円のところ、夫の会社の福利厚生割引50円×2人が利用できたため、合計900円でした。


入場料を払ってすぐのオブジェ「モー太」。なんとマスコットデザインは手塚治虫さん。

この先はいよいよ六甲山牧場へ。牧場内でふれ合った動物ごとに感想を書いていきますね。

ヤギ餌やり体験と可愛い子ヤギ

北入場口から入ってすぐの「いやしのほとり」に、ヤギさんがたくさんいました。


ここでは、ヤギさんにふれ合いつつ餌やり体験ができます。


ヤギさんの餌は、自動販売機で1つ100円でした。


モナカをパカッと割ると、中に餌が入っています。モナカはヤギさんにあげないよう注意!


ヤギさんが檻の隙間から顔を出したら、餌をあげます。写真は娘が食べさせているところ。


餌を乗せた手の平を差し出すと、ヤギさんが食べに来てくれます。


人間とヤギさんの間にはフェンスで仕切られているのですが、


フェンスの隙間から顔を出して「餌をちょうだい!」と強くアピールするヤギさんも。


ヤギさんの餌が無くなったら、モナカはここに捨てましょう。


ヤギの餌やり体験コーナーから少し先に、ヤギふれあいの丘ミニがあります。


ここにはアンゴラヤギの子ヤギちゃんがいました。髭がふさふさ。


並んでいる姿が面白い、兄弟かな? ちなみに子ヤギちゃんには、餌をあげてはいけません。

牛や馬も自由に観察できる


北エリアのヤギ舎~ホースパドックのあたりに、牛さんと馬さんがたくさんいました。


どどーん!と迫力あるのは、乗用牛のホルスタイン種「ランボルギーニ」さん。確かランボルギーニって、イタリアの高級スポーツカーメーカーのはず。そんなに早くは走れないよね?


ランボルギーニさんは、ミニチュアホースのサニーちゃんと仲良くお食事中でした。


ここでは乗馬体験(引き馬)もできます。4才以上~大人まで1人乗りで1周600円。


このときまだ10時前。奥にお馬さんとスタッフさんの姿が。


なにやら乗馬体験前の訓練でしょうか?


こちらが馬舎。入口のはもちろん偽物のお馬さんです(等身大くらい大きい)


奥をのぞいてみると、馬の背中に乗せる鞍や、お馬さんのお部屋らしきコーナーが見えます。


馬舎の奥のコーナーにいたのは、サラブレッドの「ゴールド デール ジージー(競走馬名ジージトガンカイ)」さん。2007年までレースに参加していたそう。確かに筋肉が逞しい。


ホースパドックにも、お馬さんがいました。


こちらは「Little Paddock」という看板のコーナーにいた子馬?さん。


こちらのお馬さんはアジサイの葉っぱをムシャムシャ。食べて大丈夫?

キュートなモルモットとアヒル

北エリアの一角に、キュートなモルモットさんとアヒルさんもいました。


いつ見ても小さくて可愛いモルモットさん。色々な柄もキュート。


アヒルさんも何匹か。名前の看板がありましたが、どの子がどの名前か?分からない~。

眺めもばっちりのグリーンポイント

北エリアをだいたい観たので、途中のグリーンポイントでひとやすみ。

丘の上にベンチがたくさんあって、


眺めもばっちり。目の前の道を下って行くと、南エリアにつながっています。


夫君と娘の2ショットも撮影。何を話しているのかな。

自由に歩き回る!東エリアの羊


グリーンポイント近くの「まきばのつり橋」を渡ると、東エリアに行けます。


ここでは、羊さんが自由に歩き回っています。


少しずつ近づき、私が羊さんの目の前に立っても我関せず。草を黙々と食べています。・・ちょっとなんか寂しい。


ふと足元を見ると、あちこちに大量のうんちが~!これ絶対に踏んでますね、でも全然臭くありません。このエリアで寝っ転がっている人がいましたが・・それは避けたほうがよさそう。


広々とした東エリアは、羊さんがたくさん~。

どんな感じか?写真では分かりにくいので、動画も撮影。ほのぼのとした雰囲気です。


すすきと羊。ちょっと秋らしい写真も撮ってみました。


東エリア奥のこの橋を渡ると、乳牛舎方面につながっています。

乳牛の世界広がる放牧場と可愛らしい子牛


乳牛舎は、マップ上では北エリアの方が近いはずですが、何故か東エリア経由でしか行けませんでした(他にルートあったのかな?)


このような森林浴を満喫できる景色を向かった先にあります。


この先が乳牛舎。「とうちゃくだもぉ~」の看板が分かりやすい。


まず最初にいたのが「マンクス・ロフタン」という羊さん(あれ?乳牛舎なんだけどな?)

公式HPによると、英国マン島原産のバイキングの羊と言われている希少品種。絶滅の危険度が高いレア種で、英国のRBST(希少家畜保護トラスト)の保護下にあり、2本~6本の角を持つそう。確かに立派な角~!


こちらはトガラヤギの「マナ王」。お水を飲んでました。


看板によると、年蓮不詳のおじーちゃんなんだとか?!


そしてこちらが乳牛舎裏の放牧場。乳牛たちののんびりした世界が広がっています。


六甲山牧場では、乳牛のホルスタイン種を飼育。黒白の班紋以外に、赤白班の牛さんも。


こちらは子牛さん? すごい恰好。


放牧場の近くには、子牛さんのコーナーがあります。この看板の下にいたのが・・・


ホルスタインのベルちゃん。この時点で生後1カ月。


子牛の舌の長さに驚き~。夫君の手をペロリと舐めていました。

ここでは子牛のミルクやり体験もやっているそう。いつかやってみたいな~。


こちらは、うしの保育園コーナー。右側の黒い子はお昼寝中。


ベルちゃんよりも更に小さいのかな? あどけない表情が可愛い。

南エリアのちびっこ丸太村

もう一度東エリアに戻って南エリアへ。グリーンポイント下の道を下りました。


南エリアのマップはこちら。


まずは奥のちびっこ丸太村へ。たくさんの遊具があり、お子さま連れの方におすすめです。

牧羊犬のシープドッグショーやシープベルも開催


こちらは牧羊犬のソフィー君。頭が良さそうな顔をしていますね!


トレーナーの号令で羊を追い込む牧羊犬のシープドッグショーをやっているそう。

それと、シープベルを鳴らして羊が帰っていく姿を観られるイベントも開催。今回は滞在した時間帯とイベントの時間帯が合わず、シープドッグショーもシープベルも観ることができなかったのが残念。

いろいろな種類のうさぎも

南エリアのうさぎ広場には、いろいろな種類のうさぎさんがいます。


左側の列に並んで観察します。


こちらは日本白色種で秋田改良種のウサギ、ましろちゃん。


こちらも別の種類のうさぎちゃん。2羽が同じカゴに入っているのが可愛い。


こちらはトルコのアンゴラ地方を原産国とし、国内で改良・繁殖された日本アンゴラウサギ。真っ白の毛色に赤い瞳が目立って、ふっわふわー。

うさぎコーナーも、ふれあったり餌やり体験の時間があるそう。うさぎ好きの人はぜひ!

南エリアの売店にて

南エリアをひととおり周ってから、南売店(南駐車場)と六甲山QBBチーズ館1F売店に立ち寄りました。


こちらが南売店入口。(写真には写ってませんが)左側に水道があるので、動物たちを触った手を洗いましょう。


南売店では、ちょとしたスナック類が売っています。


神戸チーズ入りソフトクリーム(400円)を購入。六甲山牧場のチーズ工房で作った熟成カマンベールの風味だとか。確かに食べたあと口の中にチーズの風味がふわーっと広がります。

私と夫君は美味しくいただきましたが、乳製品がちょっと苦手な娘の口には合わず残念。普通のソフトクリームもあったらいいのになぁ。


六甲山QBBチーズ館1F売店にも立ち寄って、ちょっとしたお土産を買いました。うさぎのマグネットは娘のお土産です。

最後に・・・


今回、予定どおり六甲山牧場の開場時間直後に訪れることができたため、人が少ない中で快適に、たくさんの動物たちとふれ合えて大満足。とっても癒されました~。

滞在時間はだいたい朝9時~11時過ぎの2時間ほど。坂道が多い中を8,000歩以上歩きました。朝駐車場に車を停めた時は20台ほどだったのに、帰る時は満車! やっぱり朝早くの行動が安心ですね。

また次の機会はいろいろなイベントの時間に合わせて、六甲山牧場へ遊びに行きたいです。