2024年タイ旅行では、バンコクのスクンビット・アソークエリアのホテルに3泊4日滞在しました。
バンコクにはたくさんのホテルがありますが、ここを選んだのは「ランク」「コスパ」「駅近」といった、今回の旅の条件に合っていたからです(詳しい理由は後ほど)。
今回は、2024年8月12日(月)から「ヒルトン バンコク グランデ アソーク」に泊まった感想を書こうと思います(旅行記は完結していますが、備忘録として残します)。
目次
ヒルトン バンコク グランデ アソークとは?
タイ・バンコクにある「ヒルトン バンコク グランデ アソーク(Hilton Bangkok Grande Asoke)」は、高層の5つ星ホテルです。
バンコクの中心地スクンビット・アソークエリアに位置する便利なロケーションが魅力。2024年1月に「プルマン バンコク グランデ スクンビット」からリブランドしています。
ヒルトン バンコク グランデ アソークを選んだ理由

今回はホテルのリサーチにかなり時間がかかりました(旅の2か月前になんとか予約)。
その理由は、以下のとおりです。
- もともと私は都会より田舎旅派で、今回のバンコクほど選択肢が多いことがなかった
- そもそも日中は観光→夜寝るために戻るだけなので、宿へのこだわりがあまり無かった
しかし今回の旅は、東南アジア慣れしていない夫+東南アジア初の娘と一緒なので、以下条件のホテルを探すことに。
- そこそこよいホテル(汚い+高過ぎるのは×)
- 帰りが深夜便のため、レイトチェックアウトにしたい
- タクシーの価格交渉が苦手なのと、ぼったくりがストレスになるため、駅近が◎
- 娘のエキストラベッドが必要
- このご時世なので、直前までキャンセル料が無料
- のんびりプールにも入りたい
上記条件に合うホテルを探し、よさげなホテルをいくつかピックアップ→Googleマップに入れて比較したところ、割と大きめのプールがあってリゾート感覚で過ごせそうなホテルは駅から徒歩圏内ではあるけれど、できれば暑い中歩きたくない距離にありました(徒歩15分とか)。今回私としては、バンコク市内の移動にはタクシーではなく公共交通機関を利用したかったため、最寄駅からのアクセスの良さを優先しました。
その後Googleマップから夫に候補を絞ってもらったところ、その全てがヒルトングループのホテル!(笑) 最終的に、以下のとおりだいたいの条件を満たす「ヒルトン バンコク グランデ アソーク」に滞在を決めました。
- ホテルランクが5つ星なのに、そこまで高くない!(コスパ◎)
- レイトチェックアウト+エキストラベッドの対応してくれそう
- 駅近(BTSアソーク駅・MRTスクンビット駅、いずれも徒歩10分以内)
- 滞在日前日まで、キャンセルが無料
- 小さいながらも一応プールがある
ヒルトン バンコク グランデ アソークの外観・入口

こちらがヒルトン バンコク グランデ アソークの外観。この写真は、ホテル前の道路を渡った反対側から撮影しています。



ヒルトン バンコク グランデ アソークの入口です。
入って右奥にチェックインカウンターがあり、英語を使ってチェックイン。デポジットの選択肢に関する説明だけ少し分かり難かったので、スマホのGoogle翻訳を使いました。
ヒルトン バンコク グランデ アソークの客室
今回予約したのは「ツインゲストルーム」です。


客室の廊下側に、大きな吹き抜けがありました。2枚目の写真が今回滞在したお部屋。

客室のドアを開けると、奥に38㎡の空間が広がっています。
今回大人3名で予約しましたが、チェックイン時点のベッドは2台のみ。のちほど、奥の窓側にエキストラベッドを設置、1人分のアメニティ類が追加で届きました。



デスク、液晶テレビ、ミニ冷蔵庫(中身は空)があります。
そしてコーヒー・紅茶・飲料水など、お水は瓶に入ったものでした(外出時に持ち歩けるペットボトルの方が良かったなぁ)。
3枚目の写真はクローゼット。使い捨てスリッパがあったのは好印象でした(5つ星なら当たり前? 公式サイトに記載が無かったため、一応持参してました)。

客室のベッド側から撮影した写真です。
左にバスタブ・右にシャワーと洗面台・奥にトイレがあります。バスタブとシャワーが独立しているため、お風呂の際は間の通路にバスマットを敷いて行き来しました。


広々としたバスタブでは、しっかり足を伸ばせます。写真には写っていませんが、上にロールカーテン?があるのでご安心を。
シャワールームはガラスで囲まれた独立スペース。天井に固定されたオーバーヘッドシャワーと、高さの調節や取り外して使えるハンドシャワーもあり、水圧は問題ありませんでした。
シャワールームには、ヒルトンホテルのアメニティに使われている人気ブランド「クラブツリー&イヴリン(CRABTREE & EVELYN)」のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープを備え付け。とてもよい香りでした~。

シャワールームの隣にある洗面台。ここにアメニティ類が置いてあります。



洗面台の左側には、ハンドソープとボディローション(こちらもクラブツリー&イヴリンのもの)。飲料水、ティッシュなど。透明のクリアケースには細かいアメニティ類がまとめて入っていました(歯ブラシキット、シャワーキャップ、綿棒など)。

トイレも独立したスペースで、清潔感のある空間です。
ただトイレットペーパーの位置が後ろ過ぎて、かなり使い難かった。それと娘がトイレのシャワーボタンを間違って押してしまい、大変なことに!・・・要注意です(苦笑)。

客室の窓から見えた景色。ホテルの公式サイトに「屋外テニスコート」とあったので、このテニスコートはおそらくホテルの設備ですね。
ヒルトン バンコク グランデ アソークのプール
ヒルトン バンコク グランデ アソークには、屋外プールもあります。

実は、客室にはインフォメーションの冊子が見当たらなくて、プールが何階にあるのか分からず・・。エレベーターで適当な階に何度か降りて見つけました(苦笑)
都会にあるホテルなので、それほど大きなプールではありませんが、ちょっと遊ぶには十分な大きさ。


プール入口にあるタオルは自由に使えます。ライフガードは不在、緊急時に使う救命用具として浮き輪がありました。


プールの水深はそれほど深くなく、身長145cmくらいの娘が立つと顔がでる深さ。一応浮き輪を持参してましたが使わずでした。

実際にプールに入ってみると、意外と広く感じました。ヤシの木が植えてあるから、南国らしさも感じられる風景。暑く晴れた日の午後だったので、とても気持ち良かった。


私たちがプールにいる間、別のゲスト数人が来たり帰ったり。ほとんど貸し切り状態でした。
夫と娘が気持ちよさそうに泳ぐ姿を眺めながら、私はランブータンを食べたり、のんびり休憩・お昼寝しました。
ヒルトン バンコク グランデ アソークでかかった費用は?
今回、ヒルトン バンコク グランデ アソークに3泊4日でかかった費用は、合計19,317.63THBでした(=81,134円くらい、レイトチェックアウト込、交通費は除く)。
・宿泊費:81,134円(公式サイトから予約)
・エキストラベッド:無料
・朝食:無し
今回の旅は帰りが深夜便だったため、事前に直接ホテルにメールを送って相談しました。「18時より前のレイトチェックアウトには客室料金の50%がかかり、18時以降のレイトチェックアウトには1泊分の客室料金がかかる」と回答をいただき、18時までのレイトチェックアウトを選択。よって上記の宿泊費は「レイトチェックアウト料金(2,830.45THB)」が含まれた3.5泊分になります。
またホテルのリサーチの際、エキストラベッドが有料のところが多かったのですが、こちらのホテルでは無料で設置いだだけたのが大変助かりました。
おまけの小話(注意事項)

ここからはおまけの小話、というか注意事項です。
実はホテル滞在の最終日、外出先からホテルに戻ったところ、入口(上記写真の場所)で「ドバイから来たと名乗る夫婦」に道を聞かれました。
そしてなぜか、ドバイ夫が私の夫に・ドバイ妻は私と娘に、別々に話しかけて「ちょっと変だなぁ?」と違和感を感じていたら、夫君が急に「部屋に戻るぞ!」と。
あとで聞いたら、どうやらガイドブックに記載されていた「日本のお金見せて詐欺」だったようです(日本円に興味があるから見せてと言われる→見せるとお金をこっそり抜かれる)。
夫君はこの詐欺を知っていたため「日本円は持っていません」と即断り撤退したため、事なきを得ました。
こういった詐欺って、街中や観光スポットでのことかと思っていたのですが、5つ星ホテルの入口にもいるとか!びっくりしました。近くにホテルのスタッフさんもいるというのに、信じられません。
それによくよく考えると、日本円が見たかったら近くの両替所に行って自ら両替したらよいのに、そして今時ネットでいくらでも日本円のお札を見ることができるのに・・などと考えてしまいました。
タイのバンコクに滞在予定の皆さん、こちらのホテルに限らず、もはやどこにでも同様の詐欺師がいるのでは?と思いますので、ご注意くださいね。
最後に・・・

今回の2024年タイ旅行では、最終日にプールでのんびり過ごしたくらいで、基本的に日中は観光に出かけ、夜だけホテルで過ごすスタイルでした。
ヒルトン バンコク グランデ アソークに泊まった感想は「5つ星なのに高くない」「駅2つから近くて便利」「レイトチェックアウトとエキストラベッドに対応」「プールに入ってのんびりできた」で、大満足です。
特に「駅近の5つ星ホテルに、家族3人で3.5泊して8万円くらい」って、コストパフォーマンス最高ですよね?! いつも疑問に思っているのですが、海外では一部屋あたりの料金設定なのに、日本では何故一人あたりの料金が発生するのでしょう・・・。
ヒルトングループのホテルは世界各国に展開しているので、また別のエリアのホテルにも泊まってみたいと思います。