三重2023:伊勢神宮内宮参拝とおはらい町・おかげ横丁散策

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2023年GWの三重旅。浜辺屋に1泊した後・3日目の最終日は、鳥羽から伊勢神宮へ行くことにしました。

今回は、2023/05/05(金)「伊勢神宮 内宮」参拝と、門前町の「おはらい町おかげ横丁」を散策した感想を書こうと思います。

伊勢神宮内宮とは?

伊勢神宮(いせじんぐう、正式名称:神宮)」は、全国に80,000社以上あるといわれる神社の中心・日本の心のふるさと的存在。「お伊勢さん」と親しみを込めて呼ばれています。

三重県伊勢市にある内宮・外宮の2つのお宮を中心に、14の別宮・43の摂社・24の末社・42の所管社がある約125社の集合体で、外宮の歴史は約1,500年、内宮の歴史は約2,000年あります。

そのうち「伊勢神宮 内宮(いせじんぐう ないくう)」は、約2,000年前に垂仁天皇の御代に五十鈴川の畔にご鎮座されたのがはじまり。正式名称は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」で、皇室のご先祖であり日本人の大御祖神(おおみおやがみ)でもある「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りする聖地です。

伊勢神宮参拝は、外宮→内宮の順番が古来の習わしとなりますが、今回は時間の都合上、内宮のみを参拝しました。

伊勢神宮内宮へのアクセス・入口に到着まで

伊勢神宮内宮へ行く予定の前日、泊まっていた浜辺屋にたまたま上記「パーク&バスライド」のパンフレットが置いてありました。

私は「パーク&バスライド」ってなんやねん?と思ったのですが、熱心にパンフレットを読んでいる夫に「目的地周辺の交通渋滞緩和のため、マイカーで郊外の駐車場まで移動し、そこからシャトルバスで目的地へ向かう仕組み」だと教えてもらいました(京都や奈良など人気の観光スポットにもあるらしい)。

そんなわけで、2023年GWの三重旅・3日目の最終日は、パーク&バスライドを利用して、シャトルバスで「伊勢神宮 内宮」へ向かいました。

まずは車で県営サンアリーナの臨時駐車場へ向かい、そこから写真のシャトルバスに乗り換えます。パーク&バスライド臨時駐車場は「1,000円(税込)」でした。

9時頃~シャトルバスに乗って、伊勢神宮内宮へ向かいます。

たまたまバスの一番前の席に座ったため、景色がよく見えました。道路の右側車線がシャトルバス専用レーンになっていて、目的地へ向かってス~イスイ。誘導する警備員さんが各スポットにたくさん配置されていました。

県営サンアリーナの臨時駐車場からシャトルバスに乗り換えて30分ほどで、伊勢神宮 内宮の駐車場に到着しました。

ちなみに帰りもここからシャトルバスに乗って、県営サンアリーナの臨時駐車場に戻りました。

伊勢神宮内宮を参拝

伊勢神宮 内宮には9時半前に到着、予想どおりすでに混雑していました。

まずこちらが伊勢神宮 内宮の玄関口に建つ「宇治橋大鳥居」。高さ7.44mの大鳥居で、伊勢神宮を象徴する景観の1つとして知られています。

そして鳥居奥の宇治橋は、五十鈴川に架かる長さ101.8m・幅8.42mの総檜造りの反り橋で、日常と聖地を結ぶ架け橋(境界線)と言われているそう。宇治橋を渡ると、伊勢神宮 内宮の神域へ進むことができます。

宇治橋を渡ると、すぐ右側には神苑が広がっています。玉砂利を敷き詰めた参道を少し歩くと、手水舎・第一鳥居がありました。

第一鳥居をくぐってすぐ右側には「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」があり、清流で心身を清めることができます。

左右の景色はこんな感じ。清流の音に耳を澄ませたり、緑豊かな美しい景色を眺めたり。

五十鈴川御手洗場のすぐ近くにある小さな社「瀧祭神(たきのまつりのかみ)」。五十鈴川の川の神・水の守り神で、地元の人の信仰が厚い神様なんだそう。御垣と御門のみで社殿は無く、石畳に祀られています。

表参道方面に向かうと、神聖な空気に包まれた深い森の景観が広がっていました。

こちらの「内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)」は、宇治橋から正宮に至る参道の中間地点・左側に位置しています。

ここではお神楽(御祈祷)をあげたり、お守り・お神札・御朱印の授与などを受け付けています。

今回はあまりに混雑していたため、内宮神楽殿の中には入りませんでしたが、内部は撮影禁止になっているそうです。

お次は「風日祈宮(かざひのみのみや)」へ向かいます。

鳥居の奥には、五十鈴川支流の島路川に架かる小さな橋・風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)があります。

風日祈宮橋の上から、島路川の写真を撮影してみました。穏やかな川で、新緑や紅葉の名所としても有名な場所なんだそう。

風日祈宮橋の上では、めちゃくちゃ大きなミミズを発見!30cmくらいはあったんじゃないかな?

風日祈宮橋を渡った先にあったのが、こちらの「風日祈宮(かざひのみのみや)」。神風を吹かせた風雨の神を祀る別宮です。

このあと正宮に向かいますが、相変わらず人が多い・・・。

伊勢神宮の敷地内にある杉のうち、大きいものを「神宮杉(じんぐうすぎ)」と呼んでいるそう。こちらは内宮参道・正宮手前の神宮杉で、竹製の保護剤が巻かれていて、人と比較するとその幹の太さがよくわかりますね。

こちら急な階段を登った先にあるのは、内宮の中で最も格式高いお宮・神宮125社の中心「正宮(しょうぐう)」の入口です。

ここでは、皇室のご先祖および日本人の総氏神として崇められている日本一の神様「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りしています。約2,000年も前にご鎮座されたそう。

なお正宮では「板垣と呼ばれる垣根の中は神聖な場所であること」「ご神前は心静かにお参りをするためだけの場所であること」から、内部撮影は禁止になっています。(よって写真は上記のみです)

正宮参拝後は「荒祭宮(あらまつりのみや)」への参道を歩きます。

こちらが、正宮に次いで格式高い第一別宮の「荒祭宮(あらまつりのみや)」。ここには天照大御神の活動的な一面「荒御魂(あらみたま)」が祀られています。

社殿前に鳥居が無いのが特徴で、「何か新しいことを起こすときにお参りすると良い」と言われているそう!たくさんの人が参拝のために並んでいました。

こちらは無料の休憩所「参集殿(さんしゅうでん)」です。伊勢神宮内宮の参拝後に、ちょっと休憩がてら立ち寄るのに便利なスポットでした。

おはらい町・おかげ横丁を散策

伊勢神宮 内宮の参拝とあわせて、門前町(おはらい町・おかげ横丁)も散策しました。

「おはらい町」は、伊勢神宮 内宮の宇治橋前から五十鈴川に沿って約800m続く参道で、約100軒の飲食店・お土産屋さんが立ち並んでいます。

そしておはらい町の真ん中あたりにある「おかげ横丁」は、江戸~明治期の町並みを移築・再現したスポットで、約500店舗が集まったレトロなエリアです。

今回はあまりの混雑で、どこからどこまでがおはらい町で、どこからどこまでがおかげ横丁なのか?、正直分からないまま散策しました。

裏通りに入ると少し空いてはいますが、列に並んでいるお店もありました。

スターバックスや、すみっコぐらし堂も、江戸時代にタイムスリップしたかのような外観です。「すみっこぐらし堂 伊勢店」では、娘が自分のお土産として、文房具を購入しました(681円)。

こちらは五十鈴川沿いの景色。参道から少しだけ離れているので、ちょっと一休み。

伊勢神宮内宮 おかげ横丁 もめんや藍」では、おかげ犬のキーホルダーを3つ購入(2,040円)。家族1つずつ購入したのですが、私はすでに紐が切れて紛失してしまい・・・残念。

刺し子スマホショルダー(1,430円)は、義母へのプレゼントです。

このエリアに詳しい義姉から「赤福氷(あかふくごおり)は絶対におすすめ!」と教えてもらっていたので、赤福氷を食べれるお店を探しました。

混雑している店舗が多い中で、「赤福 おかげ横丁 団五郎茶屋」が割と空いていて、娘が好きなイチゴのカキ氷もあるため、ここに決定!

赤福氷は夫と私、氷イチゴは娘がオーダーしました(1,760円)。

公式ホームページによると、赤福氷に入っている餡子とお餅は、赤福そのものではなく、冷たい氷になじむよう特製しているそう。

甘すぎない抹茶蜜と、餡子・お餅の組み合わせが絶品でした!

小腹も空いたので「磯揚げ まる天 伊勢神宮 内宮前店」で、たこ棒・チーズ棒・じゃがバター天を1つずつ購入しました(1,100円)。

私が食べたのは、じゃがバター天。五十鈴川沿いにのんびり座って、ほくほく温かくて美味しかった。

帰りに「赤福 本店」で、赤福餅を買って帰りました(赤福餅8個入り+赤福餅12個入りで2,000円)。

12個入りの方は、翌日身内で集まるBBQに持っていきました(BBQでおなか一杯のはずなのに、赤福餅は別腹らしく、美味しすぎてすぐに完食!)。

伊勢神宮内宮とおはらい町・おかげ横丁でかかった費用は?

今回、伊勢神宮 内宮を参拝+おはらい町・おかげ横丁を散策でかかった費用は、合計10,011円でした(交通費は除く)。
・パーク&バスライド臨時駐車場:1,000円(税込)
・赤福氷2つ+氷イチゴ1つ:1,760円(赤福 おかげ横丁 団五郎茶屋
・たこ棒+チーズ棒+じゃがバター天:1,100円(磯揚げ まる天 伊勢神宮 内宮前店
・赤福餅8個入り+赤福餅12個入り:2,000円(赤福 本店
・おかげ犬根付3個+刺し子スマホショルダー:3,470円(伊勢神宮内宮 おかげ横丁 もめんや藍
・すみっコぐらしの文房具:681円(すみっこぐらし堂 伊勢店

おまけ)植物の汁や虫刺さされにご注意を!

こちらはおまけの備忘録です。

上記写真は、伊勢神宮から帰宅した日の夜20時頃のもの。娘が「指がピリピリチクチクして痛い!」というので見たら、めっちゃ小指が腫れてました・・・。最初は突き指か?と思っていたのですが心当たりも無く、皮膚科は休診だったので、ひとまず娘を連れて近所のドラッグストアへ。

ドラッグストアの薬剤師さんに相談したところ「伊勢神宮で、皮膚がかぶれるような植物の汁を触ったか、どこかで虫に刺されたか、かな?」と・・・。そして湿布を貼るとさらにかぶれる可能性があるため、軟膏を塗って保冷剤で冷やしてみたほうがよいとアドバイスをもらいました。

一番効果がありそうな軟膏を教えてもらい購入、夜たっぷり塗って寝かせたら、翌朝腫れは残っているものの、痛みは緩和してました

伊勢神宮のような深い森では、皮膚がかぶれるような植物の汁を触ったり、虫刺されにはご注意くださいね。

最後に・・・

ずっといつか訪れたいと思っていた「伊勢神宮 内宮」を参拝、そして賑やかな門前町「おはらい町・おかげ横丁」を散策で、滞在時間は約3時間半くらい(9:30~13:00頃まで)、合計12,000歩歩きました。

今回GWで混雑している中でも、神聖な空気に包まれた深い森の中での「お伊勢まいり」を満喫できたと思います。

でも「おはらい町・おかげ横丁」では、もう少し伊勢名物食べたりお土産もいろいろと買いたかったかも?(あまりの混雑っぷりに早々に撤収しました)。

もし次回いつかまた伊勢神宮に訪れるのなら、(今回の旅の他のスポット同様に)人が空いている・空いてる時期がよいかな~と思います。