滋賀2022:フィギュアのワンダーランド!海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館

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2022年年末の滋賀旅2日目は、長浜観光。午前中に長浜鉄道スクエアを訪れたあと、滋賀県長浜市旧市街の伝統的建造物群を生かした観光スポット・黒壁スクエアを散策しました。

黒壁スクエアでの一番の目的が「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」。ここではたくさんのフィギュア写真を撮ってきたので、詳しく1記事書いておきます。

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館とは?

黒壁スクエアの一角にある大正レトロ風な洋館「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館(りゅうゆうかん)」は、株式会社海洋堂及び食玩メーカーの協力のもと、株式会社龍遊館が企画・運営する施設。リアルな造形と色彩で世界的に有名なフィギュアメーカー「海洋堂」のフィギュアを展示する博物館です。

ここでの展示総数はなんと5,000点以上!フィギュアとジオラマが魅せる創造の世界を存分に楽しめます。フィギュアの始まりでもあるガレージキットやお菓子のおまけフィギュア・精巧な生物モデル等の展示作品は5,000点以上とかなり豊富。また特徴の1つでもあるボックスジオラマでは、箱型ならではの空間演出・照明効果によって、よりドラマチックなフィギュアの世界を展開するなど、まさにフィギュア好きにはたまらない!フィギュアのワンダーランドです。

「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」の入口はこちら。建物外観に、誰でも知っているような有名キャラクターが展示されていて、すでに楽しそうな雰囲気が漂っています。

1F入口~2F

まず1F入口・チケットカウンター(写真の右側)で入館料を払います。奥に何か見えてますが、詳しくは後ほど。

入館料は、大人1,000円、小人500円。今回はしが周遊クーポンを2,000円分使ったため、500円のみ現金払いしました。動画撮影はNGです。

入館料を払ってすぐ目の前、1F正面には北斗の拳の「ケンシロウ」「ラオウ」「ユリア」がお出迎え。夫君がテンションあがってました(特段アニオタというわけではありませんw)

1F右側には、フィギュアワークショップがあり、世界に1つ・自分だけの作品が作れるそう。フィギュア好き・図工好きのお子さま連れなら楽しめそう! そこそこの所要時間が必要なので、興味がある方はそのつもりで。

1F左側には、入館者プレゼントコーナーがあり、入館時にもらったコインを使ってガチャガチャをゲットできます。何が出るかはお楽しみ、上にサンプルも飾ってあります。

我が家は「アリスのティーパーティⅡ」「アンティークテディベアコレクション」「ドクロマン野球編」の3つに挑戦。ちょっと微妙なアイテムが出ました・・・(写真の手前「シン・ウルトラマンのガボラ」「ドラえもんとのび太」の2つは、帰りにカプセルミュージアムで別途購入したお土産ガチャガチャです)

1Fの階段をのぼって2Fへ。会場案内のマップ発見。

マップの横には、新世紀エヴァンゲリオンの大きなフィギュアが。私はアニメにはそんなに詳しくなく、夫君に説明してもらったんですが。これはリアルで怖い、歩き出しそう・・・。

「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」の2Fには、常設展示室が5つと、期間限定の企画展示室があります。いざ展示室へ!

常設展示室

[展示室1]海洋堂ヒストリー~[展示室2]キャラクター・フィギュアの世界

展示室1の「海洋堂ヒストリー」と展示室2の「キャラクター・フィギュアの世界」は、縦に繋がったスペース。どこからどこまでがそれぞれのエリアなのか?ちょっと分かり難かったため、まとめてご紹介します。

展示室1「海洋堂ヒストリー」に入ると、海洋堂フィギュアミュージアムの歴史が分かる詳しい資料や年表を展示しています。

海洋堂は、1964年に館長・宮脇修氏が36歳で一坪半のプラモ屋さんとして開業したのが始まり。高知生まれの館長が海が好きだったことから「海洋堂」と名付けられたそう。開業資金わずか7万円だったのに関わらず、独創的なアイディアで店が大きくなっていき、1977年には200坪の倉庫を借りた新店舗「海洋堂ホビー館」を開設。プラモ屋さんでありながら、レーシングサーキット、模型用のプール・ジオラマ、帆船模型のギャラリーなども作られ、模型好きの少年たちの社交場となったそう。子供が感動する心や想像力を育てる「遊びの殿堂」を目指し、海洋堂の造形スピリッツの原点・フィギュアのはじまりでもある「ガレージキット」はここから誕生しています。

展示室1「海洋堂ヒストリー」は、こんな感じで様々な歴史的フィギュアを展示しています。「ガレージキットのあけぼの」では、私が好きなナウシカも発見!当時最高のアニメキャラ造形として、初期の海洋堂を代表する作品となっているそう。

そのほか、ウルトラマン3兄弟や、北斗の拳シリーズ、鬼娘?。グレムリンモホークはリアル過ぎて怖すぎ!ちょっと目が合わせられません。

[展示室3]フィギュア自然史博物館

お次は、展示室3の「フィギュア自然史博物館」です。
海洋堂を代表するフィギュアの1つ・ネイチャーモデルは世界的にも高評価を得ています。ここではそれらのネイチャーモデルを龍遊館制作の「ボックスジオラマ」で展示。宮脇館長がアメリカの自然史博物館を訪れた際に感銘を受けて生み出されたもので、海洋堂のネイチャーモデルを融合させて、アメリカの自然史博物館と同じように生命の進化や営みをドラマチックに再現しています。

アフリカゾウや、ジャクソンカメレオン、ザトウクジラなど。それぞれの世界観と生命のすばらしさを感じてみて。

こちらはマッコウクジラ。まるで海の中を眺めているような不思議な世界。
正面から見ると丸型ですが、撮影した写真をよく見ると何故か私と娘が逆さまに映り込んでて、一体どんな仕組み?
また実は奥行きがあって、手を入れることもできます。吸い込まれてしまいそう。

[展示室4]おまけフィギュアアーカイブ

展示室4の「おまけフィギュアアーカイブ」では、チョコエッグ販売により大人を中心に食玩ブームを巻き起こし社会現象となった時期に、海洋堂がリリースしたおまけフィギュア約3,000種を展示。フィギュアはもちろん!お菓子の箱も含めて、とっても興味深いコーナーでした。

左の写真が「黒潮コメッコ」と「深海生物フィギュアコレクション」、右の写真が「チョコラザウルス」。

左の写真は「母をたずねて三千里(とろけるチーズのまあるいピザパン)」「赤毛のアン(とろけるメイプルシロップのクッキー)」と、「アルプスの少女ハイジ」「世界の名作劇場」のボトルキャップフィギュア。右の写真は「ムーミンズランチ」「ムーミンヴィネット」「ムーミンズティータイム」が揃って、ムーミン好きにはたまらない一角。

大きめサイズの写真でも撮影。「ハクション大魔王」や「昆虫物語みなしごハッチ」など、どれもこれも見覚えのあるキャラクターばかり!・・・年がバレますね。

ここには「チョコエッグ百科」「日本チョコエッグ動物大百科」など、さまざまな資料やフィギュアも展示していました。

[展示室5]コレクションギャラリー

常設展示室ラスト・展示室5の「コレクションギャラリー」では、博物館や美術館の「公式モデル」や、手のひらサイズの博物館をテーマとした「カプセルQミュージアム」など、文化芸術分野やコレクションとして楽しめる最新ミニチュアフィギュアを展示しています。

左の写真がフィギュアみやげ「上野フィギュアみやげ」、右の写真がカプセルONE「ドラえもんヴィネットコレクション」。のび太君がおばあちゃんに甘えているフィギュアが可愛くて癒されますね。

岡本太郎のフィギュアもかなり種類が豊富。左からカプセルQミュージアム「岡本太郎アートピースコレクション」、中央が「太陽の塔 4つの顔」、そして「岡本太郎像」「太陽の塔」「地底の太陽」が並んでます。

こちらの「生命の樹」は存在感たっぷり。いつか太陽の塔内部の「生命の樹」を観たい。

日本全国フィギュアマップは、子どもと一緒に眺めるのも楽しい。私が関西に移住前の「大阪のおばちゃん」って、こういうイメージやったわ(笑)

そのほか「日本全国郷土玩具マップ」や「昔話オールスター」などもありましたよ。

[企画展示室]ジオラマギャラリー(ジオラマワンダーランド)

企画展示室の「ジオラマギャラリー(ジオラマワンダーランド)」では、ボックスジオラマによるフィギュアエンターテインメントの世界を楽しめます。動物・恐竜・アニメ・ゲームのキャラクター・特撮映画など、多種多様なジャンルのジオラマを展開。ボックスジオラマならではの照明効果・空間演出と、フィギュアならではの表現など、類のない別世界を感じてみて。

ティラノサウルスの勇姿「咆哮」や、ちょっとユニークな「白亜紀大飼育室3」、そしてプラキオサウルスも。

ユーモラスな作品・シュールな作品もいっぱい。「あ~夏休み」は見るだけで心身癒されて、「冷蔵庫が水族館に?」は発想が面白すぎる。

「サルの運動会」ってものすごく絵になりますね。「ペンギンズダンチ」はペンギン多過ぎやし、「干支時計」はちょっと不思議なボックスジオラマ。

こちらの作品は、エヴァンゲリオンやルパン三世好きの方ならたまらないのでは?

奥のぬりかべが不気味な「ゲゲゲの鬼太郎」や、懐かし過ぎる「キン肉マン」、ハイジとクララが爽やかな「大空のブランコ」も素敵。

最後の方には、ゴジラ、ウルトラマン、バルタン星人の大きなフィギュアもありましたよ。

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館で購入したお土産

左の写真がミュージアムショップ。海洋堂の最新フィギュア・オリジナルアイテム・長浜のお土産などを販売しています。そして右の写真がカプセルミュージアム。ここには有料のガチャガチャがたくさんあって、最新のお好みフィギュアをゲットできます。

夫君と娘が、カプセルミュージアムの有料ガチャガチャに挑戦しました。
夫君はシン・ウルトラマンのガボラをゲット・・・なんでウルトラマンじゃないん(泣)。娘は畳の上でくつろいでいるドラえもん+のび太をゲット、これはほのぼのと可愛くて癒されますね。どちらのガチャガチャも夫の記憶によると(私はもう覚えてない)400円でした。
なお「ガボラ」「ドラえもんとのび太」以外の3つは、入館者プレゼントコーナーでゲットしたフィギュアです。

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館でかかった費用は?

今回、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館でかかった費用は、合計1,300円でした(交通費・駐車場代は除く)。
・海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 入館料:500円(大人2人×1,000円、小人1人×500円、しが周遊クーポン2,000円分利用)
・ガチャガチャ:400円(シン・ウルトラマンのガボラ)
・ガチャガチャ:400円(ドラえもんとのび太)

前日滞在した北ビワコホテルグラツィエで付いてきた地域限定「しが周遊クーポン」を利用したため、かなりお安く楽しめました!

最後に・・・

今回、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館の滞在時間は約1時間ほど。この後別の予定があったため意外と時間がかかっていませんが、もっと時間をかけてゆっくりと楽しみたい方もいると思います。

私はアニメに詳しくはありませんが、それでも知っているキャラクターのフィギュアがたくさんあったので、童心に帰って楽しい時間を過ごせました。

写真は、企画展示室を出たところの壁。ユニークな壁紙が可愛いくて、こういったちょっとした遊び心も素敵でしたよ。