2025年の夏休み(8/2~4の2泊3日)、家族で高知県・愛媛県へ行ってきました。
私は兵庫県在住で、四国から意外と近くに住んでいますが、実は高知も愛媛も今回が初上陸。夫君の長時間ドライブありきの旅でした。
今回いくつかのブログ記事に分けて、2025年高知愛媛旅の記録を残しておきたいと思います。
目次
自宅を出発→瀬戸大橋経由で四国へ!
本州~四国を結ぶ橋は3つのルート(瀬戸大橋・しまなみ海道・明石海峡大橋)がありますが、この旅行前に明石海峡大橋経由で淡路島へ行っていたため、今回の高知愛媛旅では行きに「瀬戸大橋」、帰りに「しまなみ海道」を利用することにしました。


8時に自宅を出発。瀬戸大橋と言えば、確か高校の修学旅行のバスで利用したはず!(瀬戸大橋を通過してどこに行ったのかは覚えていません。遠い記憶・・笑)

瀬戸内海に浮かぶ「与島パーキングエリア(瀬戸中央自動車道)」に立ち寄りました。


与島パーキングエリアの展望台からは、備讃瀬戸大橋・高松・坂出方面の景色を一望できます。真夏の日差しがめちゃくちゃ強い日でしたが、とても気持ちのいい絶景スポットでした。
与島の住所は香川県なので、我が家の大好物「さぬきうどん(880円)」をゲット!いざ、高知へ向かいます。
ひろめ市場で高知グルメに舌鼓



12時頃高知中央ICに到着し、まずは腹ごしらえすることに。高知のグルメスポット「ひろめ市場」に向かいました。途中でとさでん交通の路面電車を見かけたり、天神橋通りを通過して、12時半頃にひろめ市場の駐車場(タイムズ)に到着です。


ひろめ市場は、約50の飲食店と約10の物産店が軒を連ねる屋台村で、高知ならではの珍味や定番フード・スイーツまで多彩なグルメを味わえるスポット。フードコート形式なので、人数分の席を取ってから、お好みのお店で料理を購入するスタイルです。
市場内には「たっすいがは、いかん!」の文字があちこちに(笑)


高知名物といえばカツオのたたき!というわけで、まずは「藁焼き鰹たたき名神丸」へ。水産会社直営で、伝統漁法・一本釣りで釣ったカツオを店頭で藁焼きにする人気店です。
注文したのは「塩たたき単品大(10切)1,400円」。生臭さが全く感じられない!香ばしくて美味しいカツオのたたきでした。もう1皿食べたかったくらい~。





そして高知の珍味を取り扱う「珍味堂」で「ウツボのたたき(880円)」と「タコ飯(450円)」をゲット。ウツボって「海のギャング」という異名を持っているけど、意外にも白身魚っぽい淡白な味わいで、見た目とのギャップを感じました。タコ飯は言うまでもなく美味。
その他にも、日曜市のいも天(1袋400円)はめっちゃ甘い、吉岡精肉店の「ひろめコロッケ(3つ510円)」は食べ応えあり!唐揚げ食べ比べ(6個で800円)もジューシーでした。



ひろめ市場には、朝ドラあんぱんの「朝田パン」再現セットもありました。せっかくならここであんぱん売ってくれたら買ったのになぁ。


市場内にはいくつかの物産店がありますが、今回は2ヵ所でお土産を購入しました。
まず手づくりの芋けんぴを多数販売する「黒潮物産」で「芋けんぴ甘塩味(500円)」を購入。オーソドックスな味わいで美味でした。ここの「芋けんぴタワー(写真)」が名物だとか?!
そして先ほどウツボのたたきを購入した「珍味堂」では、高知のお土産も勢ぞろい。「ミレービスケット(塩バター風味・キャラメル味)」や「のり佃煮土佐の宗田鰹風味」を購入しました。ミレービスケットはバラマキお土産にぴったり!のり佃煮は美味しくてあっという間になくなりました~。
ひろめ市場にはメインエントランスがあるようですが、なぜかそこに辿り着けず。出入りした場所の、のぼり旗だけ撮影しました。滞在時間は約1時間40分、駐車料金は800円でした。
高知城の天守最上階で360度パノラマビュー
真夏のめちゃくちゃ暑い日だったため、高知城に行くつもりはなかったのに、夫君と娘が「行きたい!」というので立ち寄ってみることに。高知城は、ひろめ市場からすぐの場所にありますが、車で移動しました。


こちらは、高知城入口にあった「山内一豊の銅像」です。
「高知城」は、関ヶ原の戦いの翌年1601年に土佐藩初代藩主・山内一豊が築城を開始、1611年に完成したお城です。その後1727年に城下町の大火で消失するも、1753年までにほぼすべて創建当時の姿のままに再建されました。
高知城の天守は望楼型の典型・全国に12残る古天守を持つお城のひとつ。高知城内の天守や本丸御殿周辺はすべて重要文化財に指定されており、日本100名城にも選出。高知の街のシンボル的存在となっているそう。

こちらが高知城のマップ、それではいざ向かいます。


めちゃくちゃ暑い中、階段を上って本丸・天守閣に向かいました。


階段を上った先にあったのが、こちらの「詰門(つめもん)」です。


詰門は、高知城の本丸と二の丸をつなぐ櫓門で、藩政時代には「橋廊下」と呼ばれていたそう。このひんやりとした廊下を進むと、本丸の入口です。


本丸・天守閣に到着。記念写真を撮ると観覧日が分かるのが良いですね。高知城の利用料金は、18歳以上500円、18歳未満は無料です。今回はなんと!入口のボランティアさんにガイドしてもらえることに。
高知城の本丸御殿(懐徳館)は、天守と共に現存する日本で唯一の貴重な建物群。本丸御殿から天守に行ける構造は、高知城のみです。
天守の外観は4重ですが、内部は3層6階建て。1~4階では高知城築城の歴史等を展示、最上階6階からは360度のパノラマビューで高知市街を一望できる造りになっています。


まずは、三ノ丸欄間と二ノ丸欄間。とても美しいデザインが印象的。



そして、下段の間と次の間に設けられた「うちわけ波の欄間(波の透彫欄間)」は、黒潮のデザインをシンプルに表したものなんだそう。近くには大河ドラマ「功名が辻」で仲間由紀恵さんが着用した着物も飾られていました。






本丸御殿ではいろいろと公開。書院造の様式の各部屋や、物見窓、雪隠ノ間(トイレ、中は見れません)などなど。








高知城築城の歴史に関する、さまざまな展示物も多数あり。


以前訪れた彦根城の天守と比べて、階段が意外と急じゃなかったのが良かったです。



高知城の天守には、東西南北の4箇所に青銅製の美しいシャチホコが配されていますが、天守4階から東西の2体を間近に見ることができます。

こちらが天守の最上階6階。窓の奥からは360度のパノラマビューで高知市街を一望できます!


高知城の天守最上階には、外側をぐるりと囲む廻縁高欄(まわりえんこうらん)があり、屋外に出て外気に触れながら城下の景色を眺めることができます。


高知市街を眺められる見事な眺望。真夏だったけど意外と暑さを感じず、開放感たっぷりでした~!


なんと、上からシャコを見下ろすこともできます。

高知城の滞在時間は約1時間。天守最上階から城下の景色を360度パノラマビューで一望でき、大満足でした。またボランティアのガイドさんにいろいろと説明してもらい、とても楽しく過ごせました。
それと私は朝ドラあんぱんのファンなので、ガイドさんの口から「ほいたらねー」という言葉が出てきたときは、ついニヤリとしてしまいましたよ(笑)
桂浜から雄大な太平洋を一望
高知城の次は、高知を代表する景勝地「桂浜」へ行くことにしました。



ひろめ市場に向かう時も見かけましたが、とさでん交通の路面電車って、いろんな車体があるんですね。「アンパンマンミュージアムPR電車」や「高知だいすきポケモン ヌオー電車」を見かけた時は、テンションがあがりました!


太平洋の海にどんどん近づいて、


高知城~30分くらい、16時頃に「桂浜」に到着しました。




まずは、桂浜海のテラスへ。営業時間が17時までのお店が多かったので、先にお土産を購入することに。



芋けんぴ・ポン酢・ポテトチップス・ミレービスケットなど3店舗で、合計4,250円でした。(一部、ひろめ市場で購入したお土産も写真に入っています)




そして桂浜をお散歩。雄大な太平洋の海~!
桂浜は、龍頭岬と龍王岬の間に、弓上に広がる白砂青松の名勝。坂本龍馬が故郷で愛した地とされる、ゆかりのスポットなんだそう。この一帯は桂浜公園として整備されています。
龍王岬から龍頭岬にかけて、動画も撮影しました(音が出ます)。広々とした海が広がっています。よく訪れる淡路島とはまた違った雰囲気。


海岸沿いから、少し上がったところに、坂本龍馬像がありました。(少し逆光でした)

坂本龍馬の巨大な銅像で、まるで太平洋の大海原を眺めているよう! まさか坂本龍馬もここに自分の銅像が作られるなんて想像もしなかったやろうなぁと思ったり。

桂浜公園には「坂本龍馬記念館」や「高知灯台」、「桂浜水族館」もあるそう。今回は時間的に立ち寄ることが出来ず残念。

駐車場へ向かう帰り道。暑い日でしたが、涼しげな写真が撮れました。
活魚レストラン藤でもカツオタタキを堪能
桂浜から今夜の宿方面に移動。できれば宿の近くで夕食を食べたくて見つけたのが、こちらの「活魚レストラン藤」です。18時半頃到着しました。


こちらが、お店に着いた時と帰る時の外観です。帰る頃にはすっかり日が暮れていました。




私がオーダーしたのは「カツオタタキ定食(1,980円)」。鰹のタタキは大きいのが7切れ入っていました。食べ応えがあって満足~。


夫がオーダーしたのは、土佐沖でとれた海の幸を盛り合わせた海鮮丼「いっぱい海鮮丼(2,200円)」。こちらはとにかくボリューム満点!下のどんぶりの姿が見えないくらいにたくさんの海鮮がのっていました。


娘は「漁師丼(1,680円)」をオーダー。「いっぱい海鮮丼」と比べて控えめな量ですが、それでも結構な盛り具合、うどん付きなのも嬉しいですね。(ワサビが食べれないのですぐに除けました。)
リゾートホテル海辺の果樹園に移動し、初日終了

活魚レストラン藤で夕食を食べた後は、今夜のお宿「リゾートホテル海辺の果樹園」へ、19:30頃到着しました。
運転はしていないけれど長時間のドライブと、暑い中での散策でクタクタに・・・。館内の大浴場を利用したら、すぐ就寝です。何故か足首を痛めたので、湿布を貼って凌ぎました。
2日目は高知~愛媛方面に向かいます。
