兵庫県三田市にある有馬富士公園は、豊かな自然を活かした県内最大の広域都市公園。その存在は知っていたものの、これまでなかなか行く機会がありませんでした。
今回、娘のリクエストで神戸三田プレミアム・アウトレットに行く予定でしたが、ブラックフライデーの影響で大渋滞、三田到着後もなかなかたどり着けず。急遽予定変更先として、神戸新聞のネット記事で話題の「小野公園」を検討するも、こちらもSNS情報で大混雑の様子でした。
他にもいくつか検討して、最終的に紅葉を楽しめそうな有馬富士公園に行ってみることに!2025年11月23日(日)に、家族で遊びに行ってきました。
有馬富士公園とは?
兵庫県三田市にある「有馬富士公園」は、2001年(平成13年)に開園した、県内最大の広域都市公園です。
豊かな自然を活かした「自然休養型の文化公園」を基本テーマに、三田市のシンボルで標高374mの「有馬富士」や、青野ダムによってできた人造湖「千丈寺湖」、有馬富士の麓にある溜め池「福島大池」など、地域の豊かな自然環境を活かして作られている公園です。

今回私が訪れたのは、有馬富士公園の中の「出合いのゾーン」。有馬富士を眺めながら、福島大池の周辺も散策できるスポットです。
有馬富士公園の「出合いのゾーン」は、入園料無料・駐車場無料。駐車場は公園から一番近い「第1駐車場」を利用しました。公園内にいくつか園内マップがありましたが、かなりボロボロだったため、今回は公式HPのマップ(PDF)を見ながら散策しました。
三田八景・逆さ有馬富士をたくさん撮影!
まずは、公園内を散策しながら撮影した、有馬富士の写真をご紹介。

今回初めて有馬富士公園を訪れたため全く知らなかったのですが、ここでは「有馬富士」が、その麓にある福島大池の水面に上下反転して映り込む「逆さ有馬富士」を見ることが出来ます。なんと「三田八景」の一つに選ばれているそう。


家族3人の影を入れた写真、そして有馬富士を眺める角度を変えた写真も、全部見事な「逆さ有馬富士」!


公園内には、こちらの景観フレーム?から有馬富士を覗き込めるスポットも。早速、夫君と娘がはしゃぎながら山ポーズで記念撮影!・・・このフレーム、こうやって撮るためのもので合ってますよね?
モミジやススキなど、秋ならではの景色を満喫


ちょうど紅葉シーズンに訪れたため、秋ならではの景色を満喫しました。




有馬富士公園では、特にモミジの紅葉がとっても綺麗で。澄んだ青空を背景に、真っ赤な葉が色鮮やかでした。

そして秋の風物詩・ススキも、有馬富士とコラボレーション!


こちらの写真は午後3時頃撮影したもの。もう少し遅い時間帯なら夕日も入って絶景かも?
その他、懐かしい景観や生き物も


有馬富士公園内の「かやぶき民家」は、とても懐かしい景観。ここに吊るした干し柿は、近くにたくさん実がついていた柿の木のものでしょうか?
公式HPによると、かやぶき民家では「かまどのある土間や、囲炉裏(いろり)のある板の間など、今では見ることが少なくなった“かやぶき屋根の民家”を再現」しているそう。営業時間が10時~15時のため、残念ながら私が訪れたタイミングでは中を見れませんでした。


散策途中で、ゆったり泳いだり、のんびり寛ぐ鴨を発見。こういった光景をぼんやり眺める時間には、心癒されますね。

そしてなんと、今回初めて「マムシ」を見かけました(怖!) たまたま前を歩いていた方が、後ろを振り返って「マムシがおるでー!気を付けて!」と注意喚起してくれたので助かりました。


こちらの溶岩のような岩盤は何かなぁ?と思ったら「流紋岩の露頭」でした。


公園内ではこのような景色も見られます(左の写真は多分ロックガーデン)。意外と階段が多い&たくさん歩くため、スニーカーを履いていきましょう。また(元々アウトレットに行く予定だったため、娘はスカートでしたが)マムシもいたので、パンツorレギンス推奨です。
最後に・・・

有馬富士公園(出合いの広場)では、これからイルミネーションイベントが開催されるそう。私が訪れた日は、イベントのための準備をしていて、クリスマスツリーが飾ってありました。
有馬富士公園は、出合いの広場だけでもとても広いので、途中休憩しながら約1時間くらい、合計約7,000歩でした。
お天気の良い中で、久しぶりの観光スポット散策。三田八景・逆さ有馬富士と、色鮮やかな秋の紅葉を満喫できて満足です。三田エリアには遊びに行く機会が多いので、また別のシーズンにも立ち寄ってみたいと思います。
